SPPのベースラインとしての適用について

デバイスにわたってファームウェアおよびドライバーの目的のバージョンを決定するために、SPPをベースラインとしてエンクロージャー、インターコネクト、およびサーバープロファイルに適用できます。ファームウェアバンドルは、http://www.hpe.com/downloads/synergyにあるすべてのHPE Synergyコンポーネントの適切なソフトウェアリリースからローカルシステムにダウンロードできます。その後、アプライアンスのファームウェアバンドルレポジトリにアップロードできます。SPPの各配布可能ファイルには、Smart Update ManagerとファームウェアのSmartコンポーネントが含まれています。エンクロージャー全体のファームウェアの管理は、エンクロージャー画面から開始できます。論理インターコネクトファームウェアは、論理インターコネクト画面からアップデートすることができます。サーバープロファイル画面から、割り当てられているサーバーハードウェアのファームウェアベースラインを設定できます。アプライアンスは、選択したファームウェアベースラインにより、コンプライアンスに適合しないデバイスを強調表示して、ファームウェアの互換性に関する問題を特定します。

注記:

SPPバージョン2017.04以降では、Gen7サーバーファームウェアコンポーネントはSPPに含まれません。iLO 3のファームウェアバージョンが1.61未満のGen7ハードウェアを追加するには、HPE OneViewにSPP 2016.10以前のバージョンを追加します。

SPPが指定された場合、フレームリンクモジュールおよびインターコネクトのファームウェアは、SPP内のバージョンと一致するように更新されます。エンクロージャーの各論理インターコネクトにもベースラインが設定されます。

Synergyフレームの場合、ファームウェアベースラインを選択したくない場合は未設定を選択します。