スコープによるリソースのフィルタリング

スコープを作成したら、そのスコープに割り当てられているリソースのみを表示するためにスコープを使用できます。

ログインしているユーザーのパーミッションはすべてスコープによって制限される場合、このフィルターのデフォルト設定は、スコープ内のすべてのリソースです。この設定を使用すると、マスターウィンドウの表示は、これらのスコープ内のリソースに制限されます。

ユーザーのパーミッションの1つがスコープによって制限されない場合、デフォルトのフィルター設定はすべてのリソースです。

たとえば、ユーザーに2つのアクティブな許可(サーバー管理者、実務)と(ネットワーク管理者、テスト)がある場合、スコープメニューのデフォルトはスコープ内のすべてのリソースに設定され、実務スコープとテストスコープの両方のリソースが表示されます。(ネットワーク管理者、テスト)ユーザーパーミッションが無効の場合、スコープメニューのデフォルトは引き続きスコープ内のすべてのリソースに設定されますが、実務スコープのリソースのみが表示されます。

ユーザーにアクティブな許可(サーバー管理者、すべてのリソース)がある場合、スコープメニューのデフォルトはすべてのリソースに設定されます。

手順
  1. リソース画面のバナーで、スコープメニューを見つけます。
    注記:

    いくつかのリソースカテゴリではスコープの割り当てを行えません。これらのカテゴリでは、リソース画面にスコープメニューが表示されません。スコープに割り当てることができるリソースのリストと、スコープ割当てを許可しないカテゴリの処理に関する情報については、スコープについてを参照してください。

  2. スコープメニューから項目を選択するには、以下の手順を実行します。
    • メニューからスコープを選択します。リソース画面では、そのスコープに割り当てられているリソースだけが表示されます。

    • また、リソースが割り当てられているスコープとは関係なく、すべてのリソースを表示するには、すべてのリソースを選択します。

    • または、スコープが設定されていないパーミッションをユーザーが持っていない場合、スコープ内のすべてのリソースを選択します。

    注記:
    • 2つ以上のスコープを選択した場合、メニューのすべてまたは任意の設定を使用してフィルタリングを変更することもできます。選択したすべてのスコープ内のリソースのみを表示するには、すべて設定を選択します。選択したいずれかのスコープのリソースを表示するには、任意設定を選択します。
    • メニューから複数のスコープを選択できます。各フィルターはリソース表示を累積的に制限します。
    • すべてのリソース設定は、スコープによるフィルタリングを無効にします。