HPE OneViewで必要なポート

HPE OneViewでは、サーバー、エンクロージャー、およびインターコネクトを管理するために特定のポートをアプライアンスで利用できる必要があります。

HPE OneViewで必要なポート

ポート番号

プロトコル

使用

説明

22

TCP

インバウンドとアウトバウンド

SSHとSFTPに使用します。SSHは、インターコネクトモジュールと通信するために必要です。SFTPは、ファームウェアのアップグレードおよびサポートダンプなどのアクションに必要です。

53

UDPおよびTCP

アウトバウンド

DNSクライアントのクエリに使用します。

80

TCP

インバウンド

HTTPインターフェイスに使用します。通常、このポートはポート443にリダイレクトされます。このポートは、iLOに必要なアクセスを提供します。 このポートは、VMware ESXiがHPE OneView Webサーバーに接続できるようSUTおよびiSUTによって使用されます。

123

UDP

インバウンド

HPE OneViewは、NTPサーバーとして機能します。iLOにアクセス権限が必要です。

123

UDP

アウトバウンド

NTPクライアントとして使用され、アプライアンスの時刻を同期します。

161

UDP

アウトバウンド

サーバーiLO、iPDU、SANマネージャーなどの監視対象デバイスと管理対象デバイスへのSNMP GETコールをサポートします。

162

UDP

HPE OneViewからのトラップ転送用インバウンドとアウトバウンド

iLO、およびiPDUデバイスからのSNMPトラップのサポートに使用します。このポートは、VCインターコネクトの監視とトラップ転送にも使用します。

443

TCP

インバウンド

ユーザーインターフェイスとAPIへのHTTPSインターフェイスに使用します。このポートは、VMware ESXiがHPE OneView Webサーバーに接続できるようSUTによって使用されます。

443

TCP

アウトバウンド

iLO、フレームリンクモジュールへのセキュアSSLアクセス、Hewlett Packard Enterpriseへのリモートサポートアクセス、およびその他のデバイスに使用します。

Redfish、RIBCL、SOAP、およびiPDU通信に使用します。

636

TCP

アウトバウンド

セキュアLDAP。エンタープライズディレクトリのインテグレーション(Microsoft Active Directory、OpenLDAP)に使用します。

2162

UDP

インバウンド

代替SNMPトラップポートとして使用します。

3269

TCP

アウトバウンド

Microsoft Active Directory LDAPグローバルカタログポートに使用します。

5671

TCP

インバウンド

外部スクリプトまたはアプリケーションがState-Change Message Bus(SCMB)に接続したり、SCMBからのメッセージを監視したりできるようにします。

17988

TCP

iLO統合リモートコンソールからiLO

iLOへの接続を開始する統合リモートコンソール。

17990

TCP

ブラウザーからiLO

統合リモートコンソールにブラウザーからアクセスできるようにします。

       

63001および63002

TCP

ローカル(ホストOSの場合)

SUT(Smart Update Tools)がインストールされているホストOSで使用されます。通信は、SUTとSUM(Smart Update Manager)プロセス間ではlocalhostで行われます。