アプライアンスのアップデート
https://www.hpe.com/downloads/synergyにある適応可能なリリースセットからHPE Synergyコンポーザーバンドルをダウンロードします。
ダウンロードに必要な時間は、イメージファイルで提供される内容とネットワーク接続の速度によって異なります。
スタンドアロンのアプライアンスの場合、アップデートが成功すると、アプライアンスは再起動します。アプライアンスは、再起動後に設定画面に戻ります。アプライアンスパネルに新しいアプライアンスバージョンが表示されます。インストールが失敗すると、アプライアンスは前の状態に戻り、再起動します。
高可用性アプライアンスクラスターをアップデートする際の重要な留意事項
この操作によって、アクティブアプライアンスとスタンバイアプライアンスの両方のソフトウェアおよびファームウェアがアップデートされます。
スタンバイアプライアンスにアクセスできない場合、アップデートアクションは許可されません。
クラスター化されたアプライアンスのアップデート中は高可用性がなく、両方のクラスターメンバーがアップデートされ、同期されるまで高可用性のない状態が続くことに留意してください。
最初にアクティブアプライアンスがアップデートされます。そのアップデートが成功すると、次にスタンバイアプライアンスがアップデートされます。
アクティブアプライアンスは、アップデートされた後に使用可能になり、スタンバイアプライアンスのアップデート中はバックグラウンドプロセスとして使用できます。スタンバイアプライアンスのアップデートステータスは、アクティビティページに
アプライアンス更新
タスクとして表示されます。アップデートアクション中にネットワークパラメーターを変更することはできません。
ブラウザーの考慮事項
UIを使用して4 GBより大きなイメージファイルをアップロードする場合は、FirefoxやChromeブラウザーを使用する必要があります。Internet Explorerではファイルサイズが制限されているので、大容量のデータを転送できません。
FirefoxまたはChromeブラウザーにアクセスできない場合、またはコマンドラインからファイルのアップロードを実行したい場合は、説明されているRESTコールを使用して、WindowsまたはLinuxのコマンドラインからファイルをアップロードできます。RESTコールを使用してイメージファイルをアップロードした後は、サポート対象のどのブラウザーでも、UIからアップデートをインストールできます。
再起動によって、管理下にあるシステムの操作は中断しませんが、管理コンソールは閉じられます。
詳しくは、アプライアンスのアップデートについてを参照してください。
必要な最小権限:インフラストラクチャ管理者、ソフトウェア管理者
アプライアンスのアップデートを開始する前に、ほかのユーザーがアプライアンスにログインしていないこと、およびアップデート中にだれもログインしないことを確認します。
- アプライアンスをアップデートする前に、バックアップファイルを作成してダウンロードします。
HPE OneViewで管理されるすべてのiPDU電力供給デバイスを、2.0.22.12の最小のファームウェアバージョンにアップグレードします。Hewlett Packard Enterpriseは、利用可能な最新のファームウェアのバージョンにアップグレードすることをおすすめします。
アップデートに成功すると、アプライアンスが再起動します。アプライアンスは、再起動後にログイン画面に戻ります。アプライアンスにログインします。設定画面に新しいアプライアンスバージョンが表示されます。
インストールが失敗すると、アプライアンスは前の状態に戻り、再起動します。