アプライアンスのアップデート

https://www.hpe.com/downloads/synergyにある適応可能なリリースセットからHPE Synergyコンポーザーバンドルをダウンロードします。

ダウンロードに必要な時間は、イメージファイルで提供される内容とネットワーク接続の速度によって異なります。

スタンドアロンのアプライアンスの場合、アップデートが成功すると、アプライアンスは再起動します。アプライアンスは、再起動後に設定画面に戻ります。アプライアンスパネルに新しいアプライアンスバージョンが表示されます。インストールが失敗すると、アプライアンスは前の状態に戻り、再起動します。

注記:

高可用性アプライアンスクラスターをアップデートする際の重要な留意事項

  • この操作によって、アクティブアプライアンスとスタンバイアプライアンスの両方のソフトウェアおよびファームウェアがアップデートされます。

  • スタンバイアプライアンスにアクセスできない場合、アップデートアクションは許可されません。

  • クラスター化されたアプライアンスのアップデート中は高可用性がなく、両方のクラスターメンバーがアップデートされ、同期されるまで高可用性のない状態が続くことに留意してください。

  • 最初にアクティブアプライアンスがアップデートされます。そのアップデートが成功すると、次にスタンバイアプライアンスがアップデートされます。

  • アクティブアプライアンスは、アップデートされた後に使用可能になり、スタンバイアプライアンスのアップデート中はバックグラウンドプロセスとして使用できます。スタンバイアプライアンスのアップデートステータスは、アクティビティページにアプライアンス更新タスクとして表示されます。

  • アップデートアクション中にネットワークパラメーターを変更することはできません。

注記:

ブラウザーの考慮事項

  • UIを使用して4 GBより大きなイメージファイルをアップロードする場合は、FirefoxやChromeブラウザーを使用する必要があります。Internet Explorerではファイルサイズが制限されているので、大容量のデータを転送できません。

  • FirefoxまたはChromeブラウザーにアクセスできない場合、またはコマンドラインからファイルのアップロードを実行したい場合は、説明されているRESTコールを使用して、WindowsまたはLinuxのコマンドラインからファイルをアップロードできます。RESTコールを使用してイメージファイルをアップロードした後は、サポート対象のどのブラウザーでも、UIからアップデートをインストールできます。

再起動によって、管理下にあるシステムの操作は中断しませんが、管理コンソールは閉じられます。

詳しくは、アプライアンスのアップデートについてを参照してください。

前提条件
  • 必要な最小権限:インフラストラクチャ管理者、ソフトウェア管理者

  • アプライアンスのアップデートを開始する前に、ほかのユーザーがアプライアンスにログインしていないこと、およびアップデート中にだれもログインしないことを確認します。

  • アプライアンスをアップデートする前に、バックアップファイルを作成してダウンロードします
  • HPE OneViewで管理されるすべてのiPDU電力供給デバイスを、2.0.22.12の最小のファームウェアバージョンにアップグレードします。Hewlett Packard Enterpriseは、利用可能な最新のファームウェアのバージョンにアップグレードすることをおすすめします。

手順
  1. メインメニューから、設定を選択して、次のいずれかの操作を実行します。
    1. アプライアンスパネルでアプライアンスのアップデートをクリックします。
    2. 設定画面でアプライアンスをクリックして、アクション > アプライアンスのアップデートの順に選択します。
  2. アプライアンスのWebサイトにアクセスします。アプライアンスのアップデート画面で、最新アップデートを入手しますをクリックします。
  3. アプライアンス用の更新イメージを探します。アップデートイメージは大型の暗号化ファイルです。ファイル名には.bin拡張子が付いています。
  4. アップデートのHPE OneViewリリースノートを読んで、ディスク容量の要件とアップデートに必要な時間を確認します。HPE OneViewのリリースバージョンが適切なことを確認するなど、追加の要件があることもあります。
  5. アップデートについてリリースノートを読んで、ディスク容量の要件とアップデートに必要な時間を確認します。HPE OneViewのリリースバージョンが適切なことを確認するなど、追加の要件があることもあります。
  6. イメージファイルをローカルコンピューターにダウンロードします。
  7. イメージファイルをローカルコンピューターからアプライアンスへアップロードするには、次のいずれかを行います。
    1. ローカルコンピューター上のフォルダーからイメージファイルをドラッグして、アプライアンスのアップデート画面のボックスにドロップします。
      注記:

      この方法は、Microsoft Internet Explorerの一部のバージョンではサポートされません。

    2. 一覧をクリックし、イメージファイルを参照して選択します。

      アプライアンスは、アップロードされたイメージファイルを確認します。

      イメージファイルが無効である場合、またはディスク容量が足りない場合、アプライアンスはイメージファイルを削除し、エラーを表示します。

  8. イメージファイルをアプライアンスにアップロードします。イメージファイルはすぐに、または後でインストールできます。
    • イメージファイルをアップロードしてすぐにインストールするには、アップデートイメージの選択を選択してアップロードおよびインストールをクリックします。

    • イメージファイルをすぐにアップロードするけれどもインストールを後で行う場合は、アップデートイメージの選択を選択してアップロードのみをクリックします。

    • アップロードしたイメージファイルをインストールするには、次の手順を実行します。

        1. アップロードされたイメージからのアップデートを選択して、正しいイメージファイルであることを確認します。正しいファイルが選択されていない場合は、正しいファイルを参照して選択します。

        2. エンドユーザーライセンス契約書書面による申込みをクリックします。

          条項を確認して、同意します。

        3. 更新をクリックします。

  9. 更新のステータスと進行状況を進捗バーで確認します。
  10. アプライアンスがアクティビティを再開した後に、アクティビティ画面にアクセスして、アプライアンス更新タスクを探してクリックするとその関連メッセージが表示されます。

    アプライアンスはアップデート中に再起動します。サービスは再起動後に実行されます。クラスター化アプライアンスの可用性を高めるため、アップデートは順番に、まずアクティブアプライアンスに対して行われ、次にスタンバイアプライアンスに対して行われます。

  11. 操作を確認するために、ファームウェアのバージョンと日付をアプライアンスパネル画面の詳細で調べます。

アップデートに成功すると、アプライアンスが再起動します。アプライアンスは、再起動後にログイン画面に戻ります。アプライアンスにログインします。設定画面に新しいアプライアンスバージョンが表示されます。

インストールが失敗すると、アプライアンスは前の状態に戻り、再起動します。