IDプールについて
IDプールとは、ランダムに生成することも、指定することもできる1つ以上の範囲の集まりで、大きなアドレス空間をもたらします。デフォルトで、アプライアンスを初期化するときに、連続したMACアドレス、WWN、シリアル番号の3つの仮想IDプールが自動的に作成されます。プールはアドレスおよびIDの範囲で構成されています。範囲は個別に有効または無効化、または未使用の範囲を削除することができます。作成する仮想範囲から物理ID範囲が除外される場合、IDプール範囲は物理IDと競合しません。
1つまたは複数のIPv4アドレスの範囲を定義するには、IPv4サブネットを作成します。デバイスベイに静的IPアドレスを割り当てるには、これらのIP範囲をエンクロージャーグループに関連付けます。その場合、IPアドレスはこれらのベイに情報を入力するサーバーハードウェアのiLOに割り当てられます。IP範囲はインターコネクトベイにも関連付けられます。その場合、IPアドレスはインターコネクトモジュールに割り当てられます。
IPv4サブネットをイーサーネットネットワークに関連付けます。展開ネットワークとして使用されるiSCSIネットワークの場合は、イメージストリーマーアプライアンスは、アプライアンスの管理の範囲のいずれかからのIPアドレスを使用できます。
イメージストリーマーの場合、サーバーに展開アドレス(iSCSIイニシエーター)としてIPv4アドレスを割り当てて、イメージストリーマーアプライアンス上でホストされたOSボリュームから起動します。
172.30.254.0から172.30.254.255の指定範囲のIPv4アドレスを使用できません。HPE OneViewは、エンクロージャードメイン内の内部プライベートVLAN上で、この範囲を使用します。
サポートされるIDプール
IDプール |
説明 |
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IPv4アドレス |
4つのオクテット(10進数で0~255)がドットで区切られたドット区切り10進表記。たとえば、 |
仮想MACアドレス(vMAC) |
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仮想World Wide Name(vWWN) |
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仮想シリアル番号(vSN) |
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