データセンターのスイッチポートの要件
アップリンクセットでネットワークをネイティブ
として指定することで、受信ネットワークトラフィックをタグ無しとして受信するようにそのアップリンクセットを構成できますが、アップリンクセットから送信されるトラフィックには常にVLANタグが設定されます(タグ無しアップリンクセットを除く)。
Virtual Connectインターコネクトに接続するデータセンターのネットワークスイッチのスイッチポートは、以下のとおり構成する必要があります。
スパニングツリーエッジ(Virtual Connectインターコネクトは、スイッチではなくアクセスデバイスとしてスイッチに表示されるため)。
スイッチポートに接続するアップリンクセットに含まれているVLAN IDをサポートするためのVLANトランクポート(タギング)。
たとえば、本番環境ネットワーク
prod 1101
~prod 1104
を含むアップリンクセットprodUS
を、エンクロージャー1のベイ1およびベイ2にあるインターコネクトのX2ポートを使用するように構成する場合、それらのX2ポートに接続するデータセンタースイッチポートは、1101、1102、1103、および1104のVLAN IDをサポートするように構成する必要があります。アップリンクセットの複数のアップリンクが同じ論理インターコネクトを同じデータセンタースイッチに接続する場合、同じLAG(Link Aggregation Group)のLACP(Link Aggregation Control Protocol)に対してデータセンタースイッチポートを構成して、アップリンクセットのすべてのアップリンクを確実にアクティブにする必要があります。
制御メッセージの頻度を設定:ショート(1秒ごと、3秒のタイムアウト)またはロング(30秒ごと、90秒のタイムアウト)。
ネットワークトラフィックのタイプと、アクティブ/スタンバイ構成またはアクティブ/アクティブ構成を作成するかどうかも検討します。
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