論理エンクロージャーからのファームウェアのアップデート

論理インターコネクト、非管理対象インターコネクト(存在する場合)、およびサーバープロファイルのあるサーバーをアップデートして、指定したベースラインにファームウェアを設定することができます。

共有インフラストラクチャ、共有インフラストラクチャとプロファイル、およびOA(Onboard Administrator)のみ(存在する場合)で、論理エンクロージャーからファームウェアをアップデートできます。

注記:

論理エンクロージャーのファームウェアアップデートの進捗中に、その論理エンクロージャーの一部である論理インターコネクトからファームウェアアップデートを開始しないでください。

選択したファームウェアバンドルが警告状態である場合、論理エンクロージャーからファームウェアをアップデートできません。警告状態になるのは、論理エンクロージャーのファームウェアアップデートを完了する必要があるコンポーネントが見つからないためです。

前提条件
  • 権限:インフラストラクチャ管理者またはサーバー管理者

  • 1つ以上のSPPがアプライアンスのファームウェアレポジトリに追加されています。ファームウェアのレポジトリの使用について詳しくは、ファームウェアレポジトリについてを参照してください。

  • サーバープロファイルを持たないか、またはオフラインモードに設定されていたり、サーバープロファイルで手動管理されていたりするサーバーの電源をオフにします。

  • イメージストリーマーを使用するシングルフレームのセットアップにのみ適用可能:フレームリンクモジュールをアップデートするには、イメージストリーマーおよびイメージストリーマーアプライアンスから起動したサーバーの電源を切ります。シングルフレームイメージストリーマーアプライアンスは、ブートボリュームの高可用性用に設定されていません。

  • クラスター対応ファームウェアのアップデートを実行する前に、ESXiクラスターを追加またはインポートします。

手順
  1. メインメニューからサーバー > 論理エンクロージャーの順に選択します。
  2. マスターウィンドウで、ファームウェアファイルをアップデートするエンクロージャーを 選択します。
  3. アクション > ファームウェアのアップデートの順に選択します。
  4. 画面で要求されるデータを入力します。
    共有インフラストラクチャおよびプロファイルオプションが統合アクティブ化オプションと共に選択されているとき、論理エンクロージャーが1つ以上のハイパーバイザープロファイルで構成されていれば、警告メッセージが表示されます。
    注記:

    ハイパーバイザークラスターのローリングアップデートを実行するには、HPE OneviewでVMware ESXiクラスターを作成またはインポートします。統合ハイパーバイザーアップデートについて詳しくは、統合およびパラレルアクティブ化についてを参照してください。

  5. OKをクリックします。

    アップデートの進捗中に、アップデートの1つのコンポーネントに障害が発生した場合、論理エンクロージャーのアップデートが失敗します。アラートが表示されます。この問題を解決するには、アラートで提案された解決策の手順に従ってください。

  6. サーバー > 論理エンクロージャー画面の詳細ウィンドウで、新しいファームウェアベースラインが表示されていることを確認します。