概要

ステータスアイコン

接続のステータスが表示されます。

ID

接続の識別子。

名前

接続用のオプションのラベル。サーバープロファイルテンプレートで構成したり、サーバープロファイルの接続内で指定したりできます。

ネットワーク

接続には、(関連付けられたポートを予約する)未割り当てのネットワークか、有効なイーサーネットネットワーク、ネットワークセット、ファイバーチャネル、またはFCoEネットワークのどちらかが含まれます。

ラックおよびブレードサーバーは未割り当ての接続をサポートします。

イーサーネットネットワークまたはネットワークセットには、イーサーネットデバイスからアクセスできます。ファイバーチャネルまたはFCoEネットワークには、ファイバーチャネルデバイスからアクセスできます。iSCSIデバイスにイーサーネット接続でアクセスするには、ブート設定ウィンドウでブートモードとしてUEFIまたはUEFI最適化を選択する必要があります。ネットワークは、タイプがファイバーチャネルに設定されていると、ファイバーチャネルとFCoEの両方にフィルタリングされます。

注記:

ネットワークセットはiSCSI接続では許可されません。

注記:

ラックサーバーはiSCSI接続をサポートしていません。

通常、サーバープロファイルテンプレート内の各接続を単一のネットワークに割り当てます。ネットワークセットを使用すると、サーバープロファイルまたはサーバープロファイルテンプレートで定義された単一の接続に対して、複数のネットワークを選択できます。ネットワークセットは、サーバープロファイルテンプレートで複数のネットワークを定義する必要がある場合に、ハイパーバイザーと合わせて使用します。

ラックサーバーに大規模ネットワークセットを展開し、一度に最大4,000のネットワークを持つことができます。

ブレードサーバーの場合、重複したネットワークは、同じポート上では許可されません。この制限は、ネットワークセットに含まれるネットワークにも適用されます。たとえば、Network_ANetworkSet_Aに含まれる場合、個々のネットワークとその各ネットワークを含むネットワークセットをFlexibleLOM 1に割り当てることはできません。

ポート

次のFlexNICを使用して接続を確立できます。
  • 特定のFlexNIC

    注記:

    アクティブ/アクティブ構成では、アップリンクポートが接続内の1つ以上のネットワークに対応しているインターコネクト上のFlexNICを指定する必要があります。インターコネクトに接続されていないポートに接続が割り当てられている場合もトラフィックは渡されますが、これは真のアクティブ/アクティブ構成ではないため、必要な機能は提供されません。

  • 特定のアダプターポートの任意のFlexNIC

  • 自動的に選択されたFlexNIC

    注記:

    アクティブ/アクティブ構成では、このオプションの使用はお勧めしません。

FlexNICは、アダプター識別子、物理ポート番号、FlexNIC識別子で指定します。アダプター識別子には、LOMFlexibleLOM 1FlexibleLOM 2メザニン1メザニン2、およびメザニン3があります。FlexNIC識別子には、abc、およびdがあります。たとえば、メザニン1:2-cを選択した場合、メザニンスロット1のアダプターの2番目の物理ポート上で、3番目のFlexNIC(c)の接続が構成されます。

一部の物理ポートは、アダプター、物理ポート番号、およびサフィックス(自動)によって識別されます。たとえば、FlexibleLOM 1:1(自動)を選択した場合、最初のFlexibleLOMの最初の物理ポート上で、使用可能な最初のFlexNICによって接続が確立されます。これらの接続は、接続IDの順序で割り当てられます。接続5と接続8の両方にFlexibleLOM 2:1(自動)が指定され、FlexibleLOM 2に割り当てられている接続が他にない場合、接続5は最初のFlexNICに、接続8は2番目のFlexNICに割り当てられます。

自動を選択すると、事前に定義された順序でFlexNICに接続が割り当てられます。自動が指定された接続は、特定のFlexNICまたはポートとの接続が割り当てられた後、接続IDの順番でFlexNICに割り当てられます。すべてのファイバーチャネル接続は、イーサーネット接続が割り当てられる前にFlexNICに割り当てられます。自動接続は、機能タイプに応じて次の順序で割り当てられます。
  1. ファイバーチャネル

  2. iSCSI

  3. イーサーネット(PXEあり)

  4. イーサーネット(PXEなし)

一般に、任意のポートの2番目、3番目、4番目のFlexNICに自動的に接続が割り当てられる前に、すべての物理ポート上の最初のFlexNICに接続を割り当てる必要があります。HPE ProLiant Gen8サーバーブレード上の物理ポートの順序は、FlexibleLOM 1:1FlexibleLOM 1:2FlexibleLOM 2:1FlexibleLOM 2:2メザニン1:1メザニン1:2 の順です。HPE ProLiant G7サーバーブレードの場合、FlexibleLOMエントリーはLOM:1LOM:2LOM:3、およびLOM:4で置き換えられます。次の例外があります。
  • 定義済みの順序では、同じネットワークに接続する別の接続と同じ物理ポートに接続が構成される場合、FlexNICはスキップされます。

  • FlexFabricコンバージドネットワークアダプター(CNA)がVirtual Connect FlexFabricモジュールに接続している場合、ポート上の他のすべてのFlexNICが使用中でない限り、イーサーネット接続はFCoE対応のFlexNICに割り当てられません。

FlexNICに接続を割り当てる前に、次の条件が満たされていることを確認してください。
  • ポート1bとポート2bは、同じ機能タイプ (イーサーネット、iSCSI、またはファイバーチャネル)に設定する必要があります。

  • 単一の物理ポート上の複数のFlexNICに同じネットワークを構成することはできません。これには、ネットワークセット内のネットワークも含まれます。

  • 単一の物理ポート上に、162個より多くのネットワークを構成することはできません。

  • 要求された帯域幅の値の合計が、ポートの容量(アダプターによって決定される)を超えないようにします。

通常、FlexNIC設定が自動の接続は、定義済みの順序でFlexNICに割り当てられます。ただし、この場合、必要な条件が満たされない可能性があります。このような場合は、特定のFlexNICまたはアダプターポートを選択すると、有効な構成を指定できます。

リンクアグリゲーショングループ名。または、デフォルトはなし

分離されたトランク

このオプションは、プライベートVLANに参加しているネットワークセットにネットワークが存在する場合に表示されます。

分離されたトランクが選択されると、PVLANドメインごとに、ダウンリンクポートに送信されるトラフィックに対し、プライマリVLAN IDタグが分離されたVLAN IDタグに変換されます。分離されたトランク構成は、PVLAN非対応のオペレーティングシステムにのみ推奨されます。

ブート

プライマリまたはセカンダリブートデバイスとして接続を選択できます。テンプレートにはブート可能なイーサーネット、ファイバーチャネル、およびiSCSI接続を含めることができます。

  • イーサーネット:ブート不可PXEプライマリPXEセカンダリiSCSIプライマリ、またはiSCSIセカンダリ

    注記:

    機能タイプがイーサーネットのiSCSIプライマリまたはiSCSIセカンダリを選択した場合、さらにブート設定ウィンドウでUEFIまたはUEFI最適化をブートモードとして選択する必要があります。

  • ファイバーチャネル:ブート不可FCプライマリ、またはFCセカンダリ

  • iSCSI:ブート不可iSCSIプライマリ、またはiSCSIセカンダリ

接続詳細

利用できるフィールドは接続タイプとブート設定によって変わります。

インターコネクト

接続のインターコネクトへのリンク。

タイプ

ネットワークテクノロジー(イーサーネットファイバーチャネル または iSCSI)を指定します。

WWNN

サーバー接続ポートのWorld Wide Node Name。

WWPN

サーバー接続ポートのWorld Wide Port Name。

MACアドレス

サーバー接続ポートのMACアドレス。

ターゲットWWPN

ファイバーチャネルブートターゲットの最初のWorld Wide Port Name。

ターゲットLUN

ファイバーチャネルブートボリュームの最初のLUN値。

2番目のWWPN

ファイバーチャネルブートターゲットの2番目のWorld Wide Port Name。

2番目のLUN

ファイバーチャネルブートボリュームの2番目のLUN値。

プライマリブートボリューム

管理対象ボリュームから起動するように接続が構成されている場合に表示されます。

セカンダリブートボリューム

管理ボリュームがセカンダリブートボリュームとして構成されている場合に表示されます。

リクエストされた帯域幅

接続のリクエストされた帯域幅。

割当てられた帯域幅

接続に割り当てられた帯域幅。

最大帯域幅

接続の最大帯域幅の設定

イニシエーター名

iSCSIイニシエーターの名前。

イニシエーターIPアドレスの割り当て

iSCSIイニシエーターのIPv4アドレスを、DHCPを使用して割り当てるか、ユーザーが指定して割り当てるかを指定します。

イニシエーターのIPアドレス

iSCSIイニシエーターのIPv4アドレスです。

イニシエーターサブネットマスク

iSCSIイニシエーターのサブネットマスク。

イニシエーターゲートウェイ

iSCSIイニシエーターのサブネットゲートウェイです。

ブートターゲット

ブートターゲットの名前です。

HPE 3PARストレージシステムでは、これはイニシエーター名と同じです。

HPE StoreVirtualストレージシステムでは、これはストレージシステム上に作成するボリュームごとに一意に生成されます。

ブートLUN

ストレージアレイのストレージLUN(論理ユニット番号)。

HPE 3PARストレージシステムでは、LUNはサーバーにエクスポートされたボリュームごとの一意の増分値です。

HPE StoreVirtualストレージシステムでは、SLPT(Single LUN per Target)ボリュームはLUN 0を持ち、MLPT(Multi LUN per Target)ボリュームは0以外のLUN値をサポートします。

注記:

別々のHPE 3PARアプライアンスとHPE StoreVirtualアプライアンスからもたらされる重複したLUNをOSが持つことは可能でありサポートされています。

ターゲットのIPアドレス

iSCSIストレージシステムのターゲットIPv4アドレス。

2番目のIPアドレス

iSCSIストレージシステムの2番目のIPアドレス。

CHAP名

CHAP(チャレンジハンドシェイク認証プロトコル)名。

相互CHAP名

MCHAP(双方向チャレンジハンドシェイク認証プロトコル)名。

接続の追加ボタン

接続の追加ボタンをクリックして、このサーバープロファイルによりターゲットサーバーハードウェアに適用するネットワーク接続を追加または編集します。