ラックの追加
ラックを追加すると、そのラックがアプライアンスの管理下に入り、ラックとそのスロットを示す図が生成されます。ラックを追加した後で、ラック内のデバイスのレイアウトを構成できます。
ラック内の電力供給デバイスがHPE iPDU(インテリジェントパワーディストリビューションユニット)である場合、アプライアンスは、それらのデバイスがラック内にあると推測し、自動的にラックレイアウトに追加します。アプライアンスは、この配置が推測であることを示す通知を表示します。
この通知をクリアし、適切な位置にiPDUが表示されるようにするには、iPDUの現在位置が表示されるようにラックレイアウトを編集して、ラックレイアウトを保存します。
HPE BladeSystemエンクロージャーは、前段階で完了した検出プロセスにおいて、HPE BladeSystem Onboard Administratorで構成されている名前に基づいて、アプライアンス内にエンクロージングラックを自動的に作成します。ラック内にエンクロージャーと他のデバイスが混在している場合は、ラックマウント型システムおよびその他のデバイスをラックに追加してください。
インテリジェントシリーズラック内にマウントされたHPE ProLiantサーバーは、ラック内の正しい位置に自動的にグループ化されます。ラックのシリアル番号が初期ラック名になります。
インテリジェントシリーズラックにマウントされているが、HPE Location Discovery Serviceをサポートしないc7000エンクロージャーは、管理リンクケーブルを使用してリンクされている場合でも、Location Discovery Serviceをサポートするエンクロージャーと同じラックに自動的に配置されます。これを修正するには、Location Discovery Serviceをサポートするエンクロージャーに関連付けられている1つを除くすべてのラックを削除し、そのレイアウトを編集して、その他のエンクロージャーを追加します。
同じ物理ラック内に、管理リンクケーブルで接続されていない複数のエンクロージャーをマウントする場合、これらのエンクロージャーは別々のラック内のエンクロージャーとして表示されます。これを修正するには、1つを残してすべてのラックを削除し(管理対象からのラックの削除を参照)、残ったラックのレイアウトを編集して、その他のエンクロージャーを追加します。
権限:インフラストラクチャ管理者またはサーバー管理者
ラックを追加した後、ラック内のデバイスの追加、削除、再配置を行うことができます。詳しくは、ラック内のデバイスのレイアウトの変更を参照してください。