オプション3:ソフトウェアおよびファームウェアコンポーネントのホットフィックスファイルをHPE OneViewにアップロードして、カスタムSPPを作成する

ホットフィックスをアップロードしてカスタムSPPを作成する方法は、管理対象リソースにホットフィックスを適用する場合に使用されます。

前提条件
  • 権限:インフラストラクチャ管理者、ネットワーク管理者、またはサーバー管理者

  • カスタムSPPのベースとして使用するSPPをダウンロードして、HPE OneViewにアップロードしていること。

  • ローカルディスクのカスタムSPPに追加するさまざまなホットフィックスファイルをダウンロードしていること。SPPには、.rpm.exe、および.zipファイルを含める必要があります。

  • Mellanox MFTコンポーネントのファームウェアをアップデートできるようにするために、次の.rpmファイルをダウンロードしていること。
    • kmod-kernel-mft-mlnx-4.8.0-1.rhel7u6.x86_64.rpm

    • mft-4.8.0-26. rhel7u6. x86_64.rpm

    バージョン番号が異なる場合がありますが、mftキーワードでファイルを識別できます。

  • Gen10以降のコンポーネントホットフィックスの.rpm.exe、および.zipファイルの署名ファイルをダウンロードしていること。Gen10ファームウェアホットフィックスは対応する署名ファイルとともにリリースされています。

手順
  1. メインメニューからアプライアンス > ファームウェアバンドルの順に選択します。
  2. ファームウェアホットフィックスをHPE OneViewにアップロードするには、以下の手順を実行します。
    1. ファームウェアバンドルの追加をクリックします。
    2. 参照をクリックし、インストールするファームウェアファイルを選択します。
    3. OKをクリックします。
    4. 手順a〜cを繰り返して、すべてのホットフィックスファイルをカスタムSPPに追加します。
  3. Gen10ホットフィックスをアップロードすると、HPE OneViewはクリティカル状態に移行します。署名ファイルが追加されていないことを示す警告メッセージが表示されます。Gen10ホットフィックスの署名ファイルをアップロードするには、以下の手順を実行します。カスタムSPPの作成にGen10ホットフィックスを使用しない場合は、この手順をスキップします。
    1. .compsig署名ファイルをアップロードするには、アクション > 署名ファイルのアップロードをクリックします。

      このオプションは、Gen10ファームウェアホットフィックスを選択した場合にのみ表示されます。ホットフィックスに対応するすべての署名ファイルをアップロードします。HPE OneViewにアラートの解決方法と、アップロードする必要がある署名ファイルの数が表示されます。アップロードした署名ファイルのリストは、ホットフィックスの全般 > 署名ファイルページで確認できます。すべての署名ファイルがアップロードされると、クリティカルアラートは自動的にクリアされます。ホットフィックスはOKステータスに移行し、ホットフィックスを使用して、カスタムファームウェアバンドルに追加できます。

      注記:

      ダウンロードした署名ファイルの内容や名前を変更しないでください。

    2. 参照をクリックして、署名ファイルを選択します。
    3. OKをクリックします。

    署名ファイルをアップロードすると、HPE OneViewはホットフィックスを検証します。

  4. 次の手順を実行して、既存のSPPからカスタムSPPを作成します。
    1. アクション > カスタムファームウェアバンドルの作成の順に選択します。
    2. カスタムSPP名を入力し、ベースSPPを選択します。
    3. ホットフィックスの追加をクリックして、利用可能なホットフィックスを追加します。
    4. OKをクリックします。
  5. ファームウェアバンドル画面の詳細ウィンドウにあるファームウェアバンドルの内容で、アップロードが完了したことを確認します。

REST APIを使用してホットフィックスをアップロードし、カスタムSPPを作成することもできます。

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