論理エンクロージャーからのファームウェアのアップデート
ファームウェアを次のように論理エンクロージャーからアップデートできます。
- 共有インフラストラクチャ
共有インフラストラクチャは、エンクロージャー内のすべてのサーバーに共通のインフラストラクチャです。このオプションでは、選択したエンクロージャーおよび論理インターコネクトがアップデートされます。
- 共有インフラストラクチャとプロファイル
デフォルト値。このオプションでは、選択したエンクロージャー、論理インターコネクト、プロファイルなしのサーバーハードウェア、およびサーバープロファイルがアップデートされます。
- Onboard Administratorのみ
このオプションでは、エンクロージャーだけがアップデートされます。
共有インフラストラクチャとプロファイルオプションまたは共有インフラストラクチャオプションを指定して論理エンクロージャーファームウェアをアップデートする場合、次のオプションで設定されたサーバーの電源をオフにする必要があります。
サーバープロファイルが割り当てられていないサーバーハードウェア。
プロファイルが割り当てられているが、ファームウェアベースラインがサーバープロファイルで手動で管理として設定されているか、またはファームウェアのみに設定されているサーバーハードウェア。
論理エンクロージャーに関連付けられたエンクロージャーのファームウェアをアップデートすると、論理エンクロージャー用に構成されたファームウェアベースラインによって、OAと同様に、そのエンクロージャーおよびエンクロージャー内の論理インターコネクトそれぞれにベースラインが設定されます。
Onboard Administrators
論理インターコネクト
サーバーハードウェアおよびその関連付けられたサーバープロファイル
強制的に再インストールまたはダウングレード
このオプションは、SPPベースライン
を選択すると使用できるようになります。
現在インストールされているバージョンより古いバージョンのファームウェアをインストールする場合、または現在のファームウェアを再適用する場合は、強制的に再インストールまたはダウングレードを選択します。
強制的にファームウェアをダウングレードすると、サーバーが使用不能になり、インストール速度が低下する場合があります。
インターコネクトのファームウェアのアクティブ化
ファームウェアのアップデートフィールドでOnboard Administratorのみ
を選択した場合、このオプションは表示されません。
- 統合
統合を選択すると、論理エンクロージャーに対して中断を伴わないファームウェアアップデートが試みられます。
統合インターコネクトのアクティブ化を実行中に検証の警告がある場合は、以下のオプションが表示されます。
- OK
ファームウェアアップデートが試みられます。
- キャンセル
ファームウェアアップデートに進みません。
- パラレル
同時にすべてのインターコネクトモジュールをアクティブ化します。これは最も混乱を招く方法であり、ネットワークおよびストレージの接続が機能停止する可能性があります。
パラレルアクティブ化を使用するファームウェアアップデートは、メンテナンスウィンドウ中に実行する必要があります。