既存のSANゾーンとエイリアスを再利用する条件

新規または既存のゾーンやエイリアスを使用するかどうかは、既存の名前の形式によって異なります。次の表で、既存のさまざまな名前形式をHPE OneViewがどのように処理するかについて説明します。

既存のゾーン/エイリアスの名前

HPE OneViewが実行する操作

正確なメンバーシップを備えた正確なゾーン名

既存のゾーンが使用されます

正確なメンバーシップを備えた別のゾーン名

新しいゾーンが作成されます(既存のゾーンは削除されます)

正確なゾーン名ですが、ゾーンに追加のメンバーがあります

新しいゾーンが作成されます(既存のゾーンは変更されません)

エイリアス名に正確なメンバーシップがあり、HPE OneViewで利用されるゾーンでのみ使用される

既存のエイリアスが使用されます

エイリアス名に正確なメンバーシップがあり、HPE OneViewが利用するものを超えたゾーンで使用される

新しいエイリアスが作成されます

注記:
  • ゾーンの再利用は、WWPNメンバーシップで判別されます。エイリアスが既存のゾーンで利用される場合、HPE OneViewはエイリアスのWWPNメンバーシップを分析し、再使用を有効にする正しいWWPNが存在するかどうか判別します。

  • サーバープロファイルにSANストレージを追加する操作の一環としてゾーンが作成されるまで、ゾーン名およびエイリアスは作成されません。ゾーンとエイリアスの命名ポリシーの指定時には、ゾーニング操作は実行されません。