サーバープロファイルテンプレートの整合性確認

整合性確認では、サーバープロファイルが、関連付けられたサーバープロファイルテンプレートの構成と一致していることを確認するためにサーバープロファイルを検証します。両方の構成が一致する場合は、サーバープロファイルの整合性状態フィールドが整合性ありに設定され、適合していると見なされます。

HPE OneViewアプライアンスは、サーバープロファイルとサーバープロファイルテンプレートの両方を監視し、両者を比較して、以下のリソースの整合が取れているかどうかを確認します。

リソース

整合性確認パラメーター

   

ファームウェア

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレートのファームウェアの設定と正確に一致していなければなりません。修復時、サーバープロファイルが正確に一致するように変更されます。

  • チェックなし - テンプレートのファームウェアの設定はサーバープロファイルの作成時にデフォルト値として使われますが、整合性がチェックされず、修復の対象になりません。

接続

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレートの接続の構成と正確に一致していなければなりません。

  • 最小一致 - サーバープロファイルはテンプレートの接続と一致していなければなりませんが、追加の接続は許可されます。

  • チェックなし - テンプレートの接続の構成設定はサーバープロファイルの作成時にデフォルト値として使われますが、整合性がチェックされず、修復の対象になりません。

ローカルストレージ

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレートのローカルストレージの構成と正確に一致していなければなりません。

  • 最小一致 - サーバープロファイルはテンプレートのローカルストレージの構成と一致していなければなりませんが、追加の論理ドライブまたは論理JBODは許可されます。

  • チェックなし - テンプレートのローカルストレージの設定はサーバープロファイルの作成時にデフォルト値として使われますが、整合性がチェックされず、修復の対象になりません。

SANストレージ

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレートと正確に一致していなければなりません(アタッチメント、パス、ポートが一致し、追加がない)。

  • 最小一致 - テンプレートで定義されているアタッチメント構成がサーバープロファイルに含まれている必要がありますが、プロファイルにアタッチメントとパスを追加できます。ストレージターゲットポートの整合性はチェックされません。

  • チェックなし - サーバープロファイルの作成時にテンプレート構成が使用されますが、後で整合性確認は実行されません。

注記:

ボリュームプロパティの整合性は、プロファイルテンプレートではなく、ボリュームテンプレートによって管理されます。

ブート設定

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレートのブート設定と正確に一致していなければなりません。

  • チェックなし - テンプレートのブート設定はサーバープロファイルの作成時にデフォルト値として使われますが、整合性がチェックされず、修復の対象になりません。

BIOS設定

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレートのBIOS設定と正確に一致していなければなりません。

  • チェックなし - テンプレートのBIOS設定はサーバープロファイルの作成時にデフォルト値として使われますが、整合性がチェックされず、修復の対象になりません。

iLO設定

  • 完全一致 - サーバープロファイルは、テンプレート内の管理下にある各iLO設定と完全に一致していなければなりません。

  • チェックなし - テンプレートのiLO設定はサーバープロファイルの作成時にデフォルト値として使われますが、整合性がチェックされず、修復の対象になりません。