ファームウェアバンドルについて

アプライアンスでは、信頼性の高い方法でデータセンター全体のファームウェアを簡単に管理できます。アプライアンスに組み込まれているファームウェア管理機能を使用して、ファームウェアベースラインを定義し、多数のリソースにわたってファームウェアのアップデートを実行できます。アプライアンスにリソースを追加すると、アプライアンスは自動的にリソースファームウェアを、アプライアンスが管理するために必要な最低のバージョンに、またはベースラインとして定義されるバージョンにアップデートします。

ファームウェアバンドルは、Service Pack for ProLiant(SPP)とも呼ばれ、ファームウェアとシステムソフトウェアコンポーネントを包括的に集めたものです。これらはすべて、ドライバー、エージェント、ユーティリティ、およびファームウェアパッケージを含む単一のソリューションスタックとしてまとめてテストされています。ファームウェアバンドルを使用すると、HPE Synergyサーバー、コントローラー、SASストレージ、インターコネクト、およびエンクロージャーのファームウェアをアップデートできます。

ファイル形式

SPPに含まれるすべてのファームウェアおよびソフトウェアコンポーネントは次の形式であり、iSUTによるファームウェアのアップデートに使用されます。

  • .exe(Windows用およびUEFIシェルによる)。

  • .rpm(Linux用)。

  • .zip(VMware ESXi用)。

注記:

iLO、ROM、電力管理コントローラーファームウェアなどのコンポーネントの場合、HPE OneViewは、SPPで利用可能なコンポーネントの1つからバイナリイメージファイルを抽出します。

HPE OneViewでのファームウェア情報の表示

ファームウェア画面は、直近にインストールされたバンドルを先頭に、インストール済みのすべてのファームウェアのバンドルおよび内容を表示します。追加情報を表示するには、ファームウェアバンドルを選択します。残りストレージパネルは、アプライアンス上のファームウェアレポジトリで使用可能なストレージ領域の量を表示します。

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