サーバープロファイルの整合性の検証について
プロファイルセクション |
整合性確認 |
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全般 |
注記:
サーバーハードウェアタイプとエンクロージャーグループの不整合は、手動で修正する必要があります。プロファイルを編集して、テンプレートと一致するようにハードウェアタイプとエンクロージャーグループを変更する必要があります。 |
OSの展開 |
OS展開がサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、サーバープロファイルで選択されたOS展開プランは、整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレートで検証されます。ただし、OS展開プランに対応する展開設定では、検証は実行されません。 OS展開がサーバープロファイルテンプレートによって管理されていない場合、サーバープロファイルのOS展開の構成について整合性の検証は行われません。 |
ファームウェア | Gen9以降のサーバーでは、サーバープロファイルで指定されたファームウェアベースラインが、割り当てられたサーバーにインストールされているファームウェアと比較されます。サーバー上のファームウェアがファームウェアベースラインと不整合である場合は、サーバープロファイルで整合性アラートが生成されます。サーバープロファイルの[ファームウェア]セクションに、不整合のファームウェアパッケージに関する詳細が表示されます。 これらのアラートをクリアするには、サーバー上のファームウェアと一致するようにファームウェアベースラインを変更するか、サーバープロファイルを再適用します。 ファームウェアがサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、以下のサーバープロファイル構成は、整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレート構成で検証されます。
注記:
強制的にインストールされたファームウェアは、ファームウェアベースラインが不整合である場合にのみ比較されます。不整合でない場合、強制的にインストールされたファームウェアの整合性はチェックされません。 強制オプションは、プロファイルが適用された場合にのみ考慮されます。強制オプションに関係なく、後で、インストールされたファームウェアがファームウェアのベースラインと比較されます。インストールされているファームウェアバージョンがベースラインバージョンよりも低い場合にのみ、不整合が報告されます。 |
接続 | 接続がサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、サーバープロファイル接続構成の次の属性がサーバープロファイルテンプレートで検証されます。また、接続が検証され、余分な接続または欠落している接続を特定します。
注記:
ポートIDが |
ローカルストレージ | ローカルストレージがサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、次のサーバープロファイル構成は、整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレート構成で検証されます。
注記:
ローカルストレージでの不整合は、テンプレートからのアップデートによって自動的に修正されることはありません。これらは、手動で修正する必要があります。 |
SANストレージ | SANストレージがサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、サーバープロファイル構成は、整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレートで検証されます。SANストレージの整合性確認で次の構成が検証され、不整合が見つかった場合はフラグが付けられます。
注記:
サーバープロファイルテンプレートから削除されたボリュームアタッチメントは、関連付けられているサーバープロファイルから自動的に削除されません。 関連付けられているサーバープロファイルテンプレートにまだ存在するサーバープロファイルから削除されたボリュームは、不整合としてフラグが付けられます。 |
ブート設定 | ブート設定がサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、サーバープロファイル構成は、整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレートで検証されます。すべてのブート設定はサーバープロファイルテンプレートと一致する必要があります。 |
BIOS設定 | サーバープロファイルで[BIOS設定の管理]オプションが有効になっている場合、サーバープロファイルの構成が、割り当てられたサーバーの構成と比較されます。プロファイルとサーバー間の整合性は、ProLiant Gen9以降のサーバーでのみチェックされます。 サーバープロファイルで指定されたBIOS設定とサーバーのBIOS設定の間に不整合がある場合は、サーバープロファイルの[BIOS設定]ページに整合性アラートが表示されます。すべてのBIOS設定も、サーバープロファイルテンプレート(存在する場合)と一致する必要があります。 アラートをクリアするには、サーバープロファイルを再適用するか、サーバーハードウェアのBIOS設定と一致するようにサーバープロファイルの設定を編集します。 |
iLO設定 | iLO設定がサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、サーバープロファイルは、管理対象の設定の整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレートで検証されます。サーバープロファイル内のiLO設定は、サーバープロファイルテンプレートから取得した設定と一致する必要があります。サーバープロファイルテンプレートを使用した検証により、iLO全体で一貫した構成が保証されます。
注記:
サーバープロファイル内で管理対象のiLO設定が追加されても、その設定がサーバープロファイルテンプレートで指定されていない場合、不整合の原因にはなりません。 |
OSの展開 | OS展開がサーバープロファイルテンプレートによって管理されている場合、サーバープロファイルで選択されたOS展開プランは、整合性を保つためにサーバープロファイルテンプレートで検証されます。ただし、OS展開プランに対応するOS展開設定では、検証は実行されません。 OS展開がサーバープロファイルテンプレートによって管理されていない場合、OS展開のサーバープロファイル構成の整合性の検証は行われません。 |
構成が一致する場合は、サーバープロファイルの整合性状態フィールドが整合性あり
に設定され、適合していると見なされます。
不整合が見られる場合、サーバープロファイルのアラートが発行され、整合性状態フィールドがテンプレートと一致しません
に設定されます。アラートのプロファイルの編集オプションまたはサーバープロファイル画面のテンプレートからアップデートオプションを使用すると、テンプレートからのすべての変更を確定できます。テンプレートからアップデートオプションは、制約違反と空白の属性値に基づいて使用できます。不整合の例として、サーバープロファイルテンプレートのブートモードがレガシーBIOS
に設定されていて、サーバープロファイルのブートモードがUEFI
に設定されている場合があります。
- 手動修復
- サーバープロファイル画面上のコンプライアンスアラートボックスにあるプロファイルの編集を選択することで、不整合を回避します。
- 自動修復
- サーバープロファイルでテンプレートからアップデートを選択すると、サーバープロファイルはサーバープロファイルテンプレートの値で自動的にアップデートされ、不整合が解決されます。カスタム属性は次のようにアップデートされます。
サーバープロファイルとサーバープロファイルテンプレートの両方に共通するカスタム属性には、サーバープロファイルの値が表示されます。
もともとサーバープロファイルに含まれていなかった、サーバープロファイルテンプレートの追加属性には、サーバープロファイルテンプレートの値が表示されます。
修復前にサーバープロファイルで使用できるが、サーバープロファイルテンプレートでは使用できないオプションの属性には、修復後にサーバープロファイルテンプレートで定義された値が表示されます。
アクションメニューの更新オプションを使用して、サーバープロファイルを手動で更新し、解決されたコンプライアンスの問題をクリアして、リソースの状態を正確に反映させることができます。HPE OneViewの解決されたコンプライアンスの問題をクリアすると、運用停止につながる可能性のある以前に生成されたアラートへの対応を回避することができます。さらに、サーバープロファイルのリソース情報が不正確か、不整合に見える場合も、更新オプションを使用できます。