サーバープロファイルのアドバンスト設定

シリアル番号/UUID

仮想または物理シリアル番号またはUUIDをサーバーに関連付けることができます。

  • 仮想シリアル番号とUUIDは、アプライアンスによって割り当てられる柔軟な識別子です。

    サーバープロファイルまたはサーバープロファイルテンプレート内で仮想シリアル番号を使用して、プロファイルまたはテンプレートをサーバーベイに割り当てると、そのサーバーベイ内にどのサーバーが挿入されている場合でも、同じシリアル番号を使用できるという利点があります。

  • 物理シリアル番号は、サーバーBIOSによって報告され、サーバーにシリアル番号を関連付けます。

  • 未割り当てのプロファイルを作成し、このプロファイルで物理シリアル番号またはUUIDを使用するように設定すると、プロファイル内にサーバーを設定するまで、割当て保留中という値が表示されます。

  • 仮想シリアル番号のグローバル設定が有効になっている場合、シリアル番号またはUUIDのサーバープロファイルオプションはデフォルトでvirtualになります。仮想シリアル番号のグローバル設定が無効になっている場合、仮想シリアル番号またはUUIDのサーバープロファイルオプションは無効になります。詳しくは、設定:アドレスおよび識別子を参照してください。

MACアドレス

サーバーが物理/仮想MACアドレスを使用するかどうかを指定することができます。

  • 仮想MACアドレスは、アプライアンスによって生成され、サーバーによって使用されます。

    サーバープロファイル内に仮想MACアドレスを指定して、プロファイルをサーバーに割り当てると、そのサーバーベイ内にどのサーバーが挿入されている場合でも、同じMACアドレスを使用できるという利点があります。

    したがって、サーバーを交換しても、MACアドレスの変更が検出されないため、データセンターのインターコネクトに影響はありません。

  • 物理MACアドレスは、サーバーBIOSによって報告され、サーバーにMACアドレスを関連付けます。

    物理MACアドレスは、サーバーNICに組み込まれています。サーバーを交換すると、物理MACアドレスが変更されるため、データセンターのインターコネクトをアップデートする必要があります。

  • 未割り当てのプロファイルを作成し、このプロファイルで物理アドレスを使用するように設定すると、プロファイル内にサーバーを設定するまで、割当て保留中という値が表示されます。

  • 仮想MACアドレスのグローバル設定が有効になっている場合、MACアドレスのサーバープロファイルオプションはデフォルトでvirtualになります。仮想MACアドレスのグローバル設定が無効になっている場合、仮想MACアドレスのサーバープロファイルオプションは無効になります。詳しくは、設定:アドレスおよび識別子を参照してください。

WWNアドレス

サーバーで物理/仮想World Wide Name(WWN)アドレスを(ファイバーチャネル接続で)使用するかどうかを指定することができます。

  • WWNアドレスは、アプライアンスによって生成され、サーバーによって使用されます。

    サーバープロファイル内に仮想WWNアドレスを指定して、プロファイルをサーバーに割り当てると、そのサーバーベイ内にどのサーバーが挿入されている場合でも、同じWWNアドレスを使用できるという利点があります。

    したがって、サーバーを交換しても、WWNアドレスの変更が検出されないため、データセンターのインターコネクトに影響はありません。

  • 物理WWNアドレスは、サーバーBIOSによって報告され、サーバーにWWNアドレスを関連付けます。

    物理WWNアドレスは、サーバーNICに組み込まれています。サーバーを交換すると、物理WWNアドレスが変更されるため、データセンターのインターコネクトをアップデートする必要があります。

  • 仮想シリアル番号、MACまたはWWNアドレスが含まれるサーバープロファイルを作成する場合、それらを物理アドレスに後で変更することはできません。

  • 設定 > アドレスおよび識別子で、仮想シリアル番号、MAC、またはWWNアドレスを有効にするオプションを無効にした場合、サーバープロファイルを作成するときはそれらの物理アドレスのみを設定できます。

  • 未割り当てのプロファイルを作成し、このプロファイルで物理アドレスを使用するように設定すると、プロファイル内にサーバーを設定するまで、割当て保留中という値が表示されます。

  • 仮想WWNアドレスのグローバル設定が有効になっている場合、WWNアドレスのサーバープロファイルオプションはデフォルトでvirtualになります。仮想WWNアドレスのグローバル設定が無効になっている場合、仮想WWNアドレスのサーバープロファイルオプションは無効になります。詳しくは、設定:アドレスおよび識別子を参照してください。

未使用のFlexNICを隠す

この設定は、オペレーティングシステムから未使用のFlexNICを隠すことができます。

未使用のFlexNICを隠すを選択(有効に)すると、サーバープロファイル接続にマップされないFlexNICは、オペレーティングシステムに表示されません。たとえば、サーバーハードウェアは8つのFlexNICをサポートしているものの、4つの接続のみがサーバープロファイルで定義されている場合、オペレーティングシステムは4つのネットワークインターフェイスのみを表示します。

未使用のFlexNICを隠すを選択(有効に)しないと、FlexNICが、オペレーティングシステムで各Flex-10またはFlexFabricアダプター用のネットワークインターフェイスとして列挙されます。

FlexFabricアダプターでファイバーチャネル接続を構成すると、ネットワークインターフェイスの数を6つに減らして、2つのストレージインターフェイスを列挙することができます。

FlexNICはペアで隠され、4番目のペアから始まります。たとえば、どちらかの物理ポート上の4番目のFlexNICがプロファイル接続に対応している場合、8つのすべての物理機能が列挙されます。プロファイル接続がいずれかの物理ポート上の2番目のFlexNICに対応するが、どちらかの物理ポート上の3番または4番目のFlexNICに対応する接続がない場合、1番目と2番目の物理機能のみがオペレーティングシステムで列挙されます。

デフォルトでは、未使用のFlexNICを隠すは有効です。この設定は、サーバーの電源を切断する場合にのみ変更できます。