iLOに保存されているアプライアンス暗号化キーが破損している

症状

蓄積データの保護オプションが有効になっているHPE OneViewのUIが、アプライアンスの再起動後に通常より遅くなります。アプライアンスのMaintenance Consoleには、「The appliance encryption key cannot be retrieved or is corrupt. Use the "Manage appliance encryption key" command to apply a previously saved key or disable secure data-at-rest.(アプライアンス暗号化キーを取得できないか、破損しています。以前保存したキーを適用するか、蓄積データの保護を無効にするには、[アプライアンス暗号化キーの管理]コマンドを使用してしてください)」というメッセージが表示されます。

原因

HPE OneViewにおいて、蓄積データの保護が有効な状態で、iLOに保存されているアプライアンス暗号化キー(AEK)が破損しているか、取得できません。

アクション
  1. アプライアンスのMaintenance Consoleを開きます。
  2. メインメニュー画面で、Appliance encryption key errorメッセージが表示されている場合、[E] Manage appliance encryption keyオプションを選択します。
  3. 次の画面で、[A] Apply a backup of the appliance encryption keyオプションを選択します。
  4. 次の画面で、[D] Disable secure data-at-restオプションを選択します。