どのようなときにサーバープロファイルを使用するか

サーバープロファイルでは、次のようなことができます。
  • サーバーハードウェアの構成を、実際のサーバーハードウェアと切り離して管理できます。サーバー構成の大部分を1カ所に取り込んで、サーバー構成を簡素化できます。

  • サーバーハードウェアを修理または交換した場合、サーバーハードウェアに構成を再適用できます。

  • サーバーハードウェアを取り付ける前にサーバー構成を定義できます。

ハードウェアの環境に応じて、以下の設定を構成できます。
  • ファームウェア(オプション):
    • サーバーの電源が入っているときにファームウェアとドライバーをインストールするためのService Pack for ProLiantSPP)のバージョンとインストール方法を指定します(アップデートは管理ネットワークを介して適用されます)。

    • サーバーの電源がオンかオフかに関わらず、ドライバーなしでファームウェアをインストールするよう指定します(ファームウェアをインストールするためにサーバーハードウェアの電源がオンになります)。

    • SUTベースのインストール方法のアクティブ化操作スケジュールを指定します。

    注記:

    Gen8以降のサーバー、およびDLサーバーをサポートします。

  • BIOS設定(オプション):
    • 選択したサーバーハードウェアで適用するBIOS設定を指定します。

    注記:
    以下のサーバーのサポート
    • Gen8以降のサーバー、およびDLサーバー。

    • HPE Superdome Flexサーバー

    注記:

    Superdome Flexファームウェアバージョンが3.0.512以降のHPE Superdome Flexサーバーのサーバープロファイルを作成する場合は、BIOSとブート設定を編集できます。HPE OneViewのSuperdome Flexでは、他の設定はサポートされていません。

  • iLO設定(オプション):
    • 選択したサーバーハードウェアで適用するiLO設定を指定します。
      注記:

      Gen8以降の世代のサーバーをサポートします。

  • ブート順序(オプション):
    • 選択したサーバーハードウェアで適用するBIOSブート順序またはUEFIブート順序を指定します。

      注記:
      • G7以降のサーバーおよびDLサーバーをサポートします。

      • Superdome Flexセキュアブートの有効化および無効化をサポートします。

  • ローカルストレージ構成(オプション):
    • 論理ボリュームを作成するために特定のRAIDレベルで内蔵Smartアレイコントローラーに直接接続されるディスクドライブを構成します。

    • サーバーハードウェアによってサポートされるディスクドライブの数に応じて、複数の論理ボリュームを構成します。

    • Gen8以降のサーバーとDLサーバーのローカルストレージ構成を指定します。

  • 接続(Virtual Connectで必要):
    • どのイーサーネットネットワークおよびファイバーチャネルSANにサーバーハードウェアがアクセス可能かを記述します。

    • ブート構成オプションを記述します。

    • Virtual Connectテクノロジーで接続をどのように仮想化するかと、MACアドレスとWWNをサーバーベイに設定する機能をどのように提供するかを記述します。ネットワークに提示される仮想化されたMACとWWNは、基礎となるハードウェアコンポーネントが変わっても、一定のままです。

  • ストレージアタッチメント:
    • サーバーハードウェアがアクセスできるストレージボリュームをリストします。また、ファイバーチャネル、FCoE、イーサーネット、またはiSCSIプロトコルを使用してアクセスできるStoreServ、StoreVirtual、およびNimble Storageボリュームの新規作成をサポートします。

    • ファイバーチャネルファブリック接続またはFCoEを使用したボリュームアタッチメントは、各パスに定義されたターゲットポートに基づいて、自動的にゾーニングされます。

    • iSCSIボリュームアタッチメントの場合、チャレンジハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)を使用し、相互CHAP名(MCHAP)とパスワードを使用してストレージシステムを認証できます。StoreVirtualの場合、ストレージシステムは、MCHAPとシークレットを使用してサーバーを同様に認証できます。すべてのStoreVirtualストレージボリュームは、デフォルトでCHAP認証とMCHAP認証の両方を使用するように自動的に構成されます。NimbleはMCHAPをサポートしていないため、NimbleボリュームはデフォルトでCHAP認証を使用するように構成されています。CHAPおよびMCHAP認証情報(名前およびシークレット)は、サーバーによって自動的に生成されます。

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