ファブリック接続ファイバーチャネルネットワーク

通常、SANインフラストラクチャでは、NPIV(N-Port ID Virtualization)テクノロジーを実装するいくつかのSANスイッチを含むファイバーチャネルスイッチソリューションを使用します。NPIVは、NポートとFポートを使用してファイバーチャネルSANファブリックを構築します。NPIVを使用すると、1つのF_Portを介して複数のN_Portからスイッチに接続できるため、サーバーで1つの物理ポートを他のサーバーと共有できますが、アクセスできるのはSAN上の関連付けられたストレージのみです。

ファブリック接続ファイバーチャネルネットワークを構成するときは、エンクロージャーのインターコネクトからストレージSANへのアップリンク用に選択するポートが、NPIV(N_Port ID Virtualization)をサポートしている必要があります。

Virtual Connectファイバーチャネルモジュールを使用して、ストレージに接続できます。アプライアンスは、エンクロージャーのベイ3~8で、最大6台のVirtual Connectファイバーチャネルモジュールを管理します。Virtual Connectファイバーチャネルモジュールは、ベイ1および2ではサポートされません。

ログイン再分散

ログイン再分散は、ダウンしていたアップリンクが使用可能になった場合など、ファイバーチャネルリンク上でログインが均等に分散していない場合に、ログインバランシングに使用します。

自動

リンク安定時間が終了すると、ログイン再分散が自動的に開始されます。

手動

ログイン再分散は手動で開始する必要があります。

リンク安定性間隔

リンク安定性間隔は、ログイン再分散自動に設定されている場合に有効になります。リンク安定性間隔は、ログイン再分散が行われるまでの時間間隔(秒単位)です(ログイン再分散が自動に設定されている場合)。

オフラインになっていたリンクに再接続する(ログイン再分散)までのモジュールの待ち時間(秒単位)。この間隔があることにより、不安定なリンク(繰り返しオンラインになったりオフラインになったりする)に再接続する場合に接続の損失を防ぐことができます。

データタイプ:

1~1800の数