アプライアンスが予期しないシャットダウンを処理する方法

アプライアンスには予期しないシャットダウンに対処する機能があり、アプライアンスがオフラインの間も管理対象のリソースは引き続き動作します。以下に例を示します。
  • 自動バックアップのセットアップ

  • 自動復旧のセットアップ

ダウンタイムを短縮するハイパーバイザーの高可用性やバックアップ機能を使用して、毎日、および大きな構成変更を加えたときに、アプライアンスをバックアップすることをお勧めします。

アプライアンスのリカバリ操作

アプライアンスが再起動すると、次の操作が実行されます。

  • 進行中だったタスクを検出し、それらのタスクを安全に再開できる場合はそうします。アプライアンスがタスクを完了できない場合は、タスクが中断されたこと、またはほかの何らかのエラー状態にあることが通知されます。

  • 現在の環境とアプライアンスがシャットダウンしたときの環境の間にある相違の検出を試みてから、検出された変更を使用してデータベースを更新します。

    ユーザーがアプライアンスのデータが現在の環境と一致しないと判断する場合は、エンクロージャーなどの特定のリソースのデータを更新するようアプライアンスに要求できます。

管理対象リソースのファームウェアアップデート時のアプライアンス復旧

管理対象リソースのファームウェアアップデート時にアプライアンスがシャットダウンした場合は、アプライアンスを再起動すると、失敗したアップデートが検出され、ファームウェアアップデートのタスクにエラー状態のマークが付きます。このリソースのファームウェアをアップデートするには、ファームウェアアップデートタスクを開始し直す必要があります。