統合アクティブ化とパラレルアクティブ化

統合アクティブ化オプションを使用すると、本番環境に対応済みで適切に構成された冗長環境の場合、中断を伴わずにインターコネクトのアップデートを実行できます。統合ファームウェアアップデートはネットワークトラフィックに影響を与えず、1つのVirtual Connectモジュールが常にネットワークトラフィックを転送し、アプリケーションネットワーク接続への影響を最小限に抑えるため、アップデートプロセスの進行中に停止は発生しません。

インターコネクトモジュールのアクティブ化またはリブートの間には、デフォルトで8分の遅延が設定されています。

統合アクティブ化オプションを選択すると、ハイパーバイザークラスターが中断することなくアップデートされます。論理エンクロージャーに1つ以上のハイパーバイザープロファイルが含まれている場合は、アップデート前に、各ハイパーバイザーが順次にメンテナンスモードに入ります。ハイパーバイザーがメンテナンスモードに入り、ファームウェアアップデートを実施して、メンテナンスモードから戻るまでに、最大で90分かかることがあります。

パラレルアクティブ化では、すべてのインターコネクトモジュールが同時にアクティブ化されるため、ネットワークおよびストレージの接続が中断されます。パラレルアクティブ化は、ダウンタイムを適切に調整できるメンテナンスウィンドウ中に行うことをお勧めします。