Superdome Flexファームウェアバンドル

HPE OneViewは、HPE Superdome Flexサーバープラットフォームのファームウェアアップデート機能と、Smart Update ManagerSUM)およびSmart Update ToolsSUT)サポートを提供します。Superdome FlexファームウェアバンドルでSuperdome Flexをアップデートしたり、ファームウェアを指定されたベースラインに設定したりできます。

HPE Superdome Flexサーバーファームウェアバンドルには、組み込みのフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、ベースボード管理コントローラー(BMC)、ラック管理コントローラー(RMC)、およびUEFI向けのアップデートが含まれます。

Superdome FlexはすべてのBMC、FPGA、RMC、およびUEFIファームウェアを単一のミッションクリティカルなテスト済みパッケージとして1つにまとめます。これが、単一のアイテムとしてアップデートされます。ファームウェアの単一パッケージをRMCに適用すると、そのパッケージがすべてのnPartitionに適用されます。システムの信頼性を損なわないように、また影響を受けないようにするために、HPE OneViewでは、サーバープロファイル内のシングルサーバーnPartition向けのUEFIバージョンのアップデートはサポートしていません。

重要:
  • HPE OneViewバージョン5.0以降では、Superdome Flexファームウェアバージョン3.0.512以降で管理対象状態がサポートされるようになりました。

  • 3.0.512より前のファームウェアバージョンの場合、ラックマネージャーは監視対象状態でHPE OneViewにインポートされます。

  • HPE OneView 5.0以降では、ラックマネージャーのSuperdome Flexファームウェアをアップデートできるようになりました。ラックマネージャーの最低限必要なファームウェアバージョンは2.5.xです。

  • 以下に示すシナリオでは、ラックマネージャーを追加した後に、ファームウェアアップデートを手動で(HPE OneViewの外部で)実行する必要があります。
    • バージョン2.3.xまたは2.4.98からバージョン2.5.xへのファームウェアアップデート

    • バージョン2.3.xからバージョン2.4.98へのファームウェアアップデート

注記:
  • Superdome Flexファームウェアバンドルは、HPE ProLiantサーバーおよび共有インフラストラクチャには適用されません。

  • Service Pack for ProLiantSPP)は、HPE Superdome Flexサーバーには適用されません。

  • ファームウェアバージョン2.5.x以降では、Superdome FlexのファームウェアアップデートをHPE OneView上で実行できるようになりました。Superdome Flexのサポートされる構成については、HPE OneViewサポートマトリックスを参照してください。

  • Superdome Flexのカスタムファームウェアバンドルを作成することはできません。

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