アプライアンスネットワーク設定

仮想アプライアンスイメージを仮想マシンホストにインストールすると、次の操作を実行できます。

  • 最初はインフラストラクチャ管理者としてログインする

  • アプライアンスのデフォルト管理者パスワードを変更する

  • アプライアンスのネットワーク接続を構成する

初期セットアップの場合、ハードウェアの検出プロセスが開始する前に、アプライアンスのネットワークを構成することをお勧めします。アプライアンスのネットワークを設定する権限がない場合は、アプライアンスのネットワーク構成をキャンセルして、ハードウェアの検出を続けることができます。ただし、Webブラウザーからリモートで構成を続けるには、その前にアプライアンス管理ネットワークのIPアドレスがHPE OneView用に設定されている必要があります。

ハードウェアの検出プロセスが完了したら、アプライアンスとリソースの構成を続けます。

アプライアンスのネットワーク接続が構成されると、アプライアンスダッシュボードが表示されます。

検出の完了後はいつでも、アプライアンスのネットワーク設定を変更できます。

仮想アプライアンスを使用している場合、仮想ホストは自動的にフェイルオーバーを処理してスタンドアロン構成を使用します。

重要: アプライアンスのIPアドレスまたはホスト名が変更されるたびに、アプライアンスに関連付けられたCA署名アプライアンス証明書はすべて消去され、新しい自己署名アプライアンス証明書が生成されます。この場合、新しい証明書署名リクエスト(CSR)を生成し、それをCAが署名してアプライアンスにインポートする必要があります。

IPアドレス

IPアドレスは、次のどちらかの方法でアプライアンスに割り当てられます。
  • 静的IPアドレスを使用して手動で割り当てる。

  • DHCPサーバーが割り当てたDHCPアドレスを使用して自動的に割り当てる。

注意:

最適な結果を得るために静的IPアドレスの使用をお勧めします。

DHCPはランダムにアドレスを割り当てます。アプライアンスに割り当てられているアドレスをDHCPサーバーが変更した場合、接続の障害などの問題が生じる可能性があります。

メンテナンスIPアドレス

メンテナンスIPアドレスは、アプライアンスに問題が発生したとき、アプライアンスにアクセスする権限のあるサポート担当者が使用します。アクティブアプライアンスのメンテナンスIPアドレスが先にリストされ、その後にスタンバイアプライアンスのメンテナンスIPアドレスが続きます。

注記:

IPv4メンテナンスIPアドレスの指定は必須ですが、IPv6メンテナンスIPアドレスの指定はオプションです。

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