リストア後の作業

リストア操作の実行中、アプライアンスは、バックアップファイル内のデータと管理対象環境の現在の状態を照合します。バックアップファイルの作成後にサーバーを追加した場合など、リストア操作が自動的に解決できない不整合がある場合があります。このようなサーバーのネットワーク構成は、リストア後のアプライアンスには分からないことであり、結果としてMACアドレスとWorld Wide Name(WWN)が重複する可能性があります。

リストア操作の完了後に、残りのアラートを手動で解決し、これらのサーバーを再度アプライアンスに追加して、IDが重複するリスクをなくす必要があります。また、サーバープロファイルが強制的に割り当て解除されている場合や、最初に構成を解除せずにハードウェアを強制的に取り外した場合は、ハードウェア(サーバー、インターコネクト、およびエンクロージャー)の手動クリーンアップも実行する必要があります。

手順
  1. リストア操作の完了後に、選択したバックアップ以降に追加されたエンクロージャーまたはサーバーハードウェアを再追加します。
    注記:

    最後のバックアップ以降に追加されたエンクロージャーのうち、リストア後に再追加しないエンクロージャーの場合は、これらのエンクロージャーでOnboard Administrator SSHコマンドのclear vcmodeを実行することによって、重複IDを回避します。このコマンドを実行することで、エンクロージャー内のサーバーブレードの仮想MACとWWNがクリアされていることを確認します。

  2. プロファイルがサーバーハードウェアと一致しないというアラートを表示するサーバープロファイルの場合は、次のようにします。
    1. タイプが一致しないというエラーメッセージを表示するすべてのサーバープロファイルを特定します。これらのサーバープロファイルと、割り当てられているサーバーハードウェアのリストを作成します。
    2. サーバーの電源をオフにしてから、すべてのサーバープロファイルの割り当てを個別に解除します。サーバープロファイル画面から、アクション > 編集を選択し、次に、サーバーハードウェアのドロップダウンセレクターから未割当てを選択します。OKをクリックします。
    3. アクション > 編集をもう一度選択してから、文書化されたすべてのプロファイルを、文書化されたサーバーハードウェアに再割り当てします。
  3. IDの範囲に関するアラートの場合、ネットワーク管理者は、アドレスと識別子の範囲を調べ、必要に応じてそれらを編集する必要があります。
  4. 手順1で追加したエンクロージャー内のサーバー用のプロファイルを再作成します。
  5. HPEコンポーザブルファブリックの場合は、HPEコンポーザブルファブリックマネージャーにログインし、HPE OneView認証情報を再入力します。更新を実行し、ファブリックリソースで構成を再適用します。