未割り当てのサーバープロファイル接続を移行できない

症状

HPE OneView移行互換性レポートは、未割り当てのサーバープロファイル接続が原因で発生した警告またはブロッキングの問題を示します。接続が移行されない場合、未割り当てのサーバープロファイル接続を解決する方法は、接続が未割り当てである理由と、OS構成の影響によって異なります。以下の解決策を確認して、この問題の原因と解決方法を判別します。

解決方法 1
原因

特定のアダプターポートに関連付けられているサーバープロファイル接続の解決

未割り当てのサーバープロファイル接続を移行できません。接続は特定のアダプターポートに関連付けるためにVCMで作成されました。

VCMはラウンドロビンアルゴリズムで、イーサーネット接続をサーバーアダプターポートに関連付けます。LOMポートではなくメザニンポートに接続をマッピングする必要がある場合は、VCMで未割り当ての接続を作成し、強制的にマッピングします。最初の2つの接続が未割り当てになり、次の2つの接続がメザニンポートにマッピングされます。

HPE OneViewでは、サーバープロファイル接続を特定のアダプターポートに直接関連付けることができます。移行中、HPE OneViewは、VCM内のサーバーに関連付けられている特定の接続を、HPE OneView内の特定のアダプターポートにマッピングします。未割り当ての接続は移行されないため、オペレーティングシステム内の対応するインターフェイスの削除が問題を引き起こす可能性があります。

アクション
VCMで、接続の種類に基づいて次のいずれかの操作を実行します。
  1. ファイバーチャネル - OSへの影響が予想されない場合、接続なしで移行を進めます。OSへの影響が予想される場合は、移行後に問題を解決します。
  2. FCoE - アップリンクポートを含むアップリンクセットがあるネットワークを割り当てます。
  3. FCoE FC SANおよびネイティブのファイバーチャネル - アップリンクポートがあるSANファブリックを割り当てるか、接続なしで移行を進めます。
  4. iSCSI - サーバープロファイル接続にネットワークを割り当てるか、接続なしで移行を進めます。
  5. イーサーネット - 次のうち1つ以上を実行します。

    ダウンリンクポートのステータスが適切でない場合は、未使用のプライベートネットワークを割り当てて、サーバー間のトラフィックをなくします。

    ダウンリンクポートを無効にする必要がある場合、未使用のポートを含むアップリンクセットにプライベートネットワークを関連付けます。ネットワーク上でSmartリンクを有効にします。

    接続が必要でない場合は接続を削除します。

解決方法 2
原因

事前割り当て済みの仮想MAC/WWNのためのネットワークの割り当て

未割り当てのサーバープロファイル接続を移行できません。接続は事前割り当て用のプレースホルダーとしてVCMで作成されました。仮想MAC/WWNの事前割り当てには、プロファイル接続に対するネットワークまたはファブリックの関連付けが必要です。

アクション
VCMで、接続の種類に基づいて次のいずれかの操作を実行します。
  1. FCoE - アップリンクポートを含むアップリンクセットがあるネットワークを割り当てます。
  2. FCoE FC SANおよびネイティブのファイバーチャネル - アップリンクポートがあるSANファブリックを割り当てるか、接続なしで移行を進めます。
  3. iSCSI - サーバープロファイル接続にネットワークを割り当てるか、接続なしで移行を進めます。
  4. イーサーネット - 次のうち1つ以上を実行します。

    ダウンリンクポートのステータスが適切でない場合は、未使用のプライベートネットワークを割り当てて、サーバー間のトラフィックをなくします。

    ダウンリンクポートを無効にする必要がある場合、未使用のポートを含むアップリンクセットにプライベートネットワークを関連付けます。ネットワーク上でSmartリンクを有効にします。

    接続が必要でない場合は接続を削除します。

解決方法 3
原因

存在しないインターコネクトのために作成されたプレースホルダーを移行するための計画

未割り当てのサーバープロファイル接続を移行できません。接続は垂直方向のインターコネクト間のFCまたはFCoEの冗長接続としてVCMで作成されました。

水平方向に隣接したインターコネクトではなく、垂直方向のインターコネクトの間にFCまたはFCoEの冗長接続を作成した場合(例えば、冗長性のために2つのアダプターを使用する場合)、VCMでは、アダプターポートがインターコネクトに関連付けられていない場合でも、アダプター用の接続プレースホルダーが必要です。HPE OneViewでは、接続を特定のアダプターポートに直接関連付けることができるため、プレースホルダーは必要ありません。FC接続の場合、存在しないインターコネクトへのプレースホルダー接続が検出されると、サーバーの電源ステータスに関わらずHPE OneView互換性レポート上の警告問題になります。これは、サーバーの再起動後も、アダプターポートのために、プレースホルダー接続に関連付けられているインターフェイスが存在するためです。FCoE接続の場合、サーバーの電源が入っているときに検出されると、互換性レポート上のブロッキング問題になります。これは、接続を削除すると、サーバーが再起動したときにOSのインターフェイスが削除される結果になることがあるためです。

アクション
  1. FC SAN - 移行を進めます。
  2. FCoEおよびオフライン移行 - 移行後にOSへの影響があるかどうか、および軽減のための計画があるかどうかを確認します。
  3. FCoEおよびIn-Service移行 - サーバーの電源をオフにして、移行後にOSへの影響があるかどうか、および軽減のための計画があるかどうかを確認します。
解決方法 4
原因

デフォルトで自動的に作成されたFCoE接続、iSCSI接続、およびFC接続の削除

未割り当てのサーバープロファイル接続を移行できません。接続はVCMで作成されましたが、これはVCM GUIが接続をFCoE、iSCSI、およびFCインターコネクトと自動的に関連付けたためです。

アクション
必要でない場合、サーバープロファイルからFCoE、iSCSI、およびFC接続を削除します。