サポートされていないファームウェアのアップデート

リソースを追加して管理下に置くときに、リソースファームウェアを、サポートされる最小レベルにアップデートしてください。アプライアンスは、リソースがアプライアンスに追加されるときに、ファームウェアを自動的にアップデートしようとします。アップデートが失敗した場合は、アラートが生成されます。

注記:

デバイスのファームウェアをアップデートする前に、サポートされているSPPをアプライアンスのファームウェアレポジトリにアップロードしてください。HPE OneViewのソフトウェアアップデートおよび製品固有のファームウェアバンドルを入手する方法については、https://www.hpe.com/info/synergy-sw-release-informationを参照してください。

管理ファームウェアコンポーネントが含まれていないファームウェアバンドルのアップロード

必要なファームウェアのバージョンとコンポーネントが含まれていないファームウェアバンドルを追加しようとすると、アプライアンスのファームウェアレポジトリに警告メッセージと共にファームウェアバンドルがアップロードされます。警告メッセージは、ファームウェアバンドルで見つからないコンポーネントを表示します。必要な最小バージョンより古いバージョンのコンポーネントはすべて、見つからないとみなされます。

アップロードされたファームウェアバンドルにVCコンポーネントがない場合、警告は表示されません。

エンクロージャーでサポートされていないファームウェア

エンクロージャーを追加すると、アプライアンスでは以下の処理が行われます。

  • 次の場合はアラートを生成します。

    • 論理インターコネクトのインターコネクトのファームウェアが、必要な最小バージョンより古い

      または
    • インターコネクトのファームウェアレベルが一致していない。

    論理インターコネクト画面またはREST APIから論理インターコネクトファームウェアをアップデートしてください。

  • 必要な最小バージョンより古い場合、iLOファームウェアが自動的にアップデートされます(サポートされるSPPがアプライアンスにインストールされている必要があります)。

論理エンクロージャーでサポートされていないファームウェア

論理エンクロージャーを追加すると、アプライアンスは以下のことを行います。

  • 1つまたは複数のコンポーネントの実際のファームウェアバージョンが、必要最小レベルより古い場合は、アラートを生成します。ベースラインが指定されていなくても、必要な最小バージョンより古い場合、SPPフレームリンクモジュールおよびiLOのファームウェアが自動的にアップデートされます(サポートされるSPPがアプライアンスにインストールされている必要があります)。 論理エンクロージャー画面またはREST APIから、ファームウェアベースラインを選択します。

サーバープロファイルでサポートされていないファームウェア

関連付けられているiLOファームウェアのバージョンが、サポートされている最小バージョンより古い場合、サーバープロファイルを適用することはできません。代わりに、サーバーハードウェア画面が表示され、iLOファームウェアをアップデートするように指示されます。

インターコネクトでサポートされていないファームウェア

サポートされている最小バージョンより古いファームウェアを使用するインターコネクトを追加しようとすると、アラートが生成されます。論理インターコネクト画面またはREST APIから論理インターコネクトファームウェアをアップデートしてください。論理インターコネクト画面のファームウェアパネルに、各インターコネクトのインストール済みのファームウェアのバージョンおよびファームウェアベースラインが表示されます。