sermode

構文

sermode[handle[baudrate parity databits stopbits]]

説明

シリアルポートの属性を設定します。

オプション

handle

16進数形式でシリアルポートのデバイスハンドルを指定します。この情報を取得するには、dhコマンドを使用します。

baudrate

ボーレートを指定します。有効な値は、50、75、110、150、300、600、1200、1800、2000、2400、3600、4800、7200、9600(デフォルト)、19200、38400、57600、115200、230400、460800です。その他のすべての値は、次に最も高い設定に変換されます。

parity

指定されたシリアルポートのパリティビット設定を設定します。

  • d - デフォルトパリティ

  • n - パリティなし

  • e - 偶数パリティ

  • o - 奇数パリティ

  • m - マークパリティ

  • s - スペースパリティ

databits

データビット数を指定します。有効な値は、4、7、8(デフォルト)です。

stopbits

ストップビット数を指定します。有効な値は、0(0ストップビット - デフォルト設定)、1(1ストップビット)、2(2ストップビット)、15(1.5ストップビット)です。

すべてのシリアルポートデバイスに関する設定を表示するには、次のように入力します。

Shell> sermode
      

ハンドル0x6Bのシリアルポートデバイスの設定を表示するには、次のように入力します。

Shell> sermode 6B
      

ハンドル0x6Bのシリアルポート設定を、9600 bps、偶数パリティ、8データビット、1ストップビットに構成するには、次のように入力します。

Shell> sermode 6B 9600 e 8 1