tftp
構文
tftp [-i interface] [-l port] [-r port] [-c retry count] [-t timeout][-s block size] host remotefilepath [localfilepath]
説明
TFTPサーバーからファイルをダウンロードします。
オプション
-i interface
- eth0などのアダプター名を指定します。
-l port
- ローカルポート番号を指定します。デフォルト値は0で、ポート番号が自動的に割り当てられます。
-r port
- リモートポート番号を指定します。デフォルト値は69です。
-c retry count
- 要求パケットを送信し、応答を待機する回数を指定します。デフォルト値は6です。
-t timeout
- 要求パケットを送信した後、応答を待機する秒数を指定します。デフォルト値は4です。
-s block size
- RFC 2348で定義されているようにTFTP
blksize
オプションを指定します。有効な範囲は8~65464、デフォルト値は512です。 host
- TFTPサーバーのIPv4アドレスを指定します。
remotefilepath
- ダウンロードするファイルのTFTPサーバーのパスを指定します。
localfilepath
- ローカルの宛先ファイルパスを指定します。
使用法
オプションのlocalfilepath
が指定されている場合、ダウンロードしたファイルは、指定されたファイルパスを使用してローカルに保存されます。ローカルファイルパスが指定されていない場合、ファイルは、ファイルサーバーの名前を使用して、現在のディレクトリに格納されます。このコマンドを使用する前に、ファイルの取得に使用する予定のネットワークインターフェイスを構成しなければなりません。これにはifconfig
コマンドを使用することができます。
ネットワークインターフェイスが-i
オプションで定義されている場合は、リモートファイルの取得にそのインターフェイスのみが使用されます。それ以外の場合は、すべてのネットワークインターフェイスがブートフェーズ中に検出される順序で試されます。
例
192.168.1.1にあるTFTP サーバーからファイルdir1/file1.dat
を取得し、それを現在のディレクトリにfile2.dat
として格納するには、次のように入力します。
fs0:\> tftp 192.168.1.1 dir1/file1.dat file2.dat