acpiview
構文
acpiview [-s table signature | -a] [-p] [-d] [-v] [-b] [-n] ID [-o] name [-t] name
説明
Advanced Configuration and Power Interface(ACPI)テーブルを表示して逆アセンブルします。
オプション
-s table signature
指定したACPIテーブルを表示します。RSDP記述子を除いて、table signatureはACPI仕様で定義した値でなければなりません。RSD PTRではなくRSDPを使用します。
-a
すべてのACPI静的テーブルをデコードして表示します。
-p
すべてのACPI静的テーブルをデコードして表示し、記述子テーブルにAMLコードを逆アセンブルします。
-d
テーブルのデコード中に、ACPIテーブルの16進数データをダンプします。
-v
テーブルのデコード中に、ACPIテーブルの詳細データを表示します。
-n ID
OEMテーブルIDで指定された記述子テーブルを表示します。
-b
一度に1つの画面を表示します。
-o name
-t name
指定された名前のファイルに記述子テーブルのバイナリACPIデータをダンプします。
使用法
-s、-a、または-pパラメーターのいずれかを含める必要があります。
-p
オプションを指定し、他のオプションを指定しない場合、すべてのACPIテーブルがダンプされて解析されます。
-v
、-d
、または-o
が指定されていない場合、詳細表示モードが自動的に有効になります。
-n
オプションでは、完全な8文字のOEMテーブルID文字列が必要です。スペースを含めるには、引用符(" ")を使用します。
-o
オプションには、書き込み可能なファイルシステムが必要です。
例
すべてのACPIテーブルをダンプして解析するには、次のように入力します。fs0:\> acpiview -p
DSDTのみをダンプして解析するには、次のように入力します。fs0:\> acpiview -p -s DSDT
OEMテーブルID PCISSDT
を持つSSDTテーブルをダンプして解析するには、次のように入力します。fs0:\> acpiview -p -s SSDT -n PCISSDT
AMLを解析せずにすべてのACPIテーブルをダンプするには、次のように入力します。fs0:\> acpiview -a