ユーザーの追加

このオプションを使用して、次の権限と情報を持つ新しいローカルiLOユーザーアカウントを追加します。

iLO 5ユーザー権限

  • ユーザーアカウントの管理— ローカルのiLOユーザーアカウントを追加、編集、および削除できます。この権限を持つユーザーは、すべてのユーザーの権限を変更できます。

    この権限がないと、本人の設定の表示と本人のパスワードの変更しか実行できません。

  • リモートコンソールアクセス - ビデオ、キーボード、マウスの制御を含めて、ホストシステムのリモートコンソールにリモートでアクセスできます。
  • 仮想電源およびリセット - ホストシステムの電源再投入やリセットを実行できます。

    これらの操作はシステムの可用性を中断します。この権限を持つユーザーは、システムにNMIを生成ボタンを使用してシステムを診断できます。

  • 仮想メディア - ホストシステム上の仮想メディア機能を使用できます。
  • 設定の構成 - セキュリティ設定を含むほとんどのiLO設定を構成し、iLOファームウェアをリモートアップデートすることができます。

    この権限では、ローカルユーザーアカウントは管理できません。iLOを構成したら、Webインターフェイス、HPQLOCFG、またはCLIを使用して、すべてのユーザーからこの権限を取り消して、再構成を防止します。iLO RBSU、iLO 5構成ユーティリティ、またはHPONCFGにアクセスできるユーザーは、引き続きiLOを再構成できます。ユーザーアカウント管理権限を持つユーザーのみが、この権限を有効または無効にすることができます。

  • ホストBIOS - UEFIシステムユーティリティを使用してホストBIOS設定を構成できます。

  • ホストNIC構成 - ホストNIC設定を構成できます。

  • ホストストレージ構成 - ホストストレージ設定を構成できます。

  • リカバリセット - リカバリインストールセットを管理できます。
    注記:

    デフォルトでは、リカバリセット権限はデフォルトのAdministratorアカウントに割り当てられます。この権限を別のアカウントに割り当てるには、すでにこの権限を持つアカウントでiLO Webインターフェイスにログインします。セッションを開始したときにシステムメンテナンススイッチがiLOセキュリティを無効にするように設定されている場合、この権限を使用できません。

新しいユーザーの情報

  • 新しいユーザー名 - ユーザー管理ページのユーザーリストに表示する名前を指定します。ユーザー名は、ログイン名と同じである必要はありません。ユーザー名は最長で39文字です。ユーザー名には、印字可能な文字を使用する必要があります。わかりやすいユーザー名を割り当てると、各ログイン名の所有者を簡単に識別でき便利です。
  • ログイン名 - iLOにログインするときに使用する必要がある名前を指定します。ユーザー管理ページ、iLO概要ページ、およびiLOログのユーザーリストに表示されます。 ログイン名は、ユーザー名と同じである必要はありません。ログイン名の最大長は39文字です。ログイン名には、印字可能な文字を使用する必要があります。
  • パスワードおよびパスワードの確認 - iLOにログインするために使用するパスワードの設定と確認を行います。パスワードは、最長39文字です。パスワードは、確認のために2度入力します。