アドバンストメモリプロテクションの構成

アドバンストメモリプロテクションオプションを使用すると、エラー検出および訂正(ECC)による高度なメモリ保護を構成できます。アドバンストECCサポートは、オペレーティングシステムに最も多くのメモリ容量を提供しており、NVDIMMがサーバーに取り付けられている場合は、必須の設定です。NVDIMMが取り付けられている場合は、他のオプションはサポートされません。NVDIMMが取り付けられている場合に未サポートのいずれかのオプションを選択すると、IMLに表示されるメッセージが作成されます。また、構成がアドバンストECCサポートに設定されるまでNVDIMMは無効化されます。アドバンストメモリプロテクションアドバンストECCサポートに設定されていると、メニュー上のアドバンストメモリプロテクションは、非表示(グレーアウト)になります。
手順
  1. システムユーティリティ画面で、システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) > メモリオプション > アドバンストメモリプロテクションを選択します。
  2. 設定を選択します。
    • HPEファーストフォルトトレラント(ADDDC) - メモリエラーを訂正しDIMM上の複数のDRAMデバイスに障害が発生した場合でも引き続き、システムを動作させることを可能にします。アドバンストECCで利用できる以上の、訂正不能メモリエラーに対する保護が提供されます。
    • アドバンストECCサポート - すべてのシングルビットエラーと一部のマルチビットエラーに対してシステムを保護するともに、オペレーティングシステムが最大のメモリ容量を使用できるようにします。

    • オンラインスペア付きアドバンストECCサポート - 訂正可能なメモリエラーが過度に発生しているメモリグループを自動的に特定します。このメモリはメモリのスペアグループと交換されます。

    • アドバンストECCサポート付きミラーメモリ - 対処しないとシステム障害につながる可能性のある訂正されていないメモリエラーに対して最大限の保護を行います。ミラーメモリをオペレーティングシステムに提供するには、追加のメモリを取り付ける必要があります。

  3. 設定を保存します。