POST F1プロンプトの遅延の設定

POST F1プロンプトオプションを使用して、サーバーのPOST画面でのF1キーの表示方法を構成します。オプションが有効になっていてエラーが発生した場合、F1キーを押すと、サーバーの電源投入シーケンスを続行できます。

POST処理中に、一連のシステムテストが実行され、次の処理を行います。

  • システムが動作継続可能な状態で障害が発生した場合、システムは起動を続行した後、メッセージを出力します。
  • 重要なコンポーネントに障害が発生したり欠落した場合、システムは起動を試みます。起動に成功した場合、メッセージとF1プロンプト(有効にしている場合)が表示されます。
  • 欠落または障害が発生したコンポーネントがあり、システムが動作できない場合、そのコンポーネントが交換されるまでシステムは停止します。
手順
  1. システムユーティリティ画面で、システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) > システムオプション > サーバー可用性 > POST F1プロンプトを選択します。
  2. 設定を選択します。
    • 20秒の遅延 - エラーが発生した場合、システムはF1プロンプトで20秒間動作を停止してから、OSの起動を続行します。

    • 2秒の遅延 - エラーが発生した場合、システムはF1プロンプトで2秒間動作を停止してから、OSの起動を続行します。

    • 無効 - エラーが発生した場合、システムはF1プロンプトを回避して起動を続行します。

  3. 設定を保存します。