特定のPCIeデバイスの構成

PCIeデバイス構成オプションを使用して、内蔵PCIデバイスまたは増設したPCIデバイスの構成設定を、有効化、無効化、および選択します。デバイスを無効にすると、通常そのデバイスに割り当てられているリソース(メモリ、I/O、ROMスペース、電力など)が割り当て直されます。デフォルトでは、すべてのデバイスが有効です。
手順
  1. システムユーティリティ画面で、システム構成 > BIOS/プラットフォーム構成(RBSU) > PCIeデバイス構成を選択します。
  2. リストからデバイスを選択します。
  3. 設定を選択します。デバイスに応じて、以下のオプションがあります。
    • PCIeデバイスが無効
      • 自動 - デバイスは、サーバーの起動時に自動的に有効になります。
      • 無効 - デバイスは、自動では有効になりません。

    • PCIeリンク速度

      • 自動 - PCIeリンクのサポートされる最大速度にリンク速度を設定します。

      • PCIe Generation 1.0 - リンク速度をPCIe Generation 1.0の最大速度に設定します。
      • PCIe Generation 2.0 - リンク速度をPCIe Generation 2.0の最大速度に設定します。
      注記:

      この機能がサポートされていない場合、オプションは使用できません。

    • PCIe電力管理(ASPM)

      • 自動

      • 無効

      • L1有効 - デバイスのリンクは、長い終了レイテンシを犠牲にした低電力スタンバイ状態に入ります。

    • PCIeオプションROM

      • 有効 - プラットフォームはPCIeオプションROMのロードを最適化し、ブート時間を節約します。
      • 無効 - プラットフォームは、古いPCIeデバイスで必要になる可能性があるすべてのPCIeオプションROMの最適化を無効にします。

  4. 設定を保存します。