parse

構文

parse filename tablename column[-i instance][-s instance]

説明

標準形式の出力に出力された指定レコードから値を取得します。

オプション

filename

ソースファイル名を指定します。

tablename

解析するテーブル名を指定します。

column

特定のレコードからどの値を解析するかを決定する、1ベースの列インデックスを指定します。

-i instance

ShellCommandの指定したインスタンスの後、指定したtablenamen番目のインスタンスから解析を開始します。存在しない場合は、すべてのインスタンスが返されます。

-s instance

指定したShellCommandテーブルのn番目のインスタンスから解析を開始します。存在しない場合は、1が想定されます。

使用法

このコマンドにより、-sfoパラメーターを使用したコマンドからのデータ出力を含むファイルのデータの解析が可能になります。標準形式出力にはよく知られている解析手段があるので、このコマンドは、スクリプトがそのような構築出力ファイルを消費して、UEFIシェル用に記述されたスクリプトのロジックでその取得データを使用するようにする簡単な手段として使用するためのものです。

以下のデータは、一時ファイル(temp.txt)に含まれています。

ShellCommand, "LS"
VolumeInfo, "MikesVolume","400000000","32000000","16000000"
FileInfo, "fs0:/efi/boot/winloader.efi","45670","arsh" 
FileInfo, "fs0:/efi/boot/mikesfile.txt","1250","a" 
FileInfo, "fs0:/efi/boot/readme.txt","795","a"  

インデックスパラメーターを使用してtemp.txtファイルを解析するには、次のように入力します。

fs0:\> parse temp.txt FileInfo 3 –i 3
795