time
構文
time[hh:mm[:ss]][-tz tz][-d dl]
説明
システムの現在の時刻を表示または設定します。
オプション
hh
-
新しい時の値を設定します(0~23)。
mm
-
新しい分の値を設定します(0~59)。
ss
-
新しい秒の値を設定します(0~59)。指定しないと、ゼロが使用されます。
-tztz
-
GMTを基準にして分単位でタイムゾーンの調整を設定します。有効な値は、-1440~1440の間、または2047です。値を設定しない場合、または2047に設定した場合は、現地時間として解釈されます。
-d dl
-
夏時間の値を設定します。次の値が有効です。
0
- 時刻は夏時間の影響を受けません。1
- 時刻は夏時間の影響を受けますが、調整されていません。3
- 時刻は夏時間の影響を受け、調整されています。
-d
の後に値が続かない場合は、現在の夏時間が表示されます。
使用法
パラメーターを指定しない場合は、現在の時刻が表示されます。有効な時間、分、および秒を指定すると、システムの時刻がアップデートされます。
引数では、数字と:
(コロン)文字以外の文字はすべて無効です。数字が時間/分/秒の正しい範囲内にない場合、シェルはエラーを報告します。数字の前後にスペースは使用できません。数字内へのスペースの挿入も許可されません。
seconds
パラメーターを指定しない場合、秒はデフォルトでゼロに設定されます。
例
現在のシステム時刻を表示するには、次のように入力します。
fs0:\> time
16:51:03 (GMT+08:00)
現在のシステム時刻を設定するには、次のように入力します。
fs0:\> time 9:51:30
fs0:\> time
09:51:31 (GMT+08:00)
システムの時刻を設定し、夏時間の設定を表示するには、次のように入力します。
fs0:\> time 9:51:30
fs0:\> time —d
09:51:31 (GMT+08:00) DST: Not Affected