attrib
構文
attrib[+a|-a][+s|-s][+h|-h][+r|-r][file...][directory...]
説明
ファイルまたはディレクトリの属性を表示、設定、または変更します。
オプション
[+a|-a]
-
archive
属性を設定またはクリアします。 [+s|-s]
-
system
属性を設定またはクリアします。 [+h|-h]
-
hidden
属性を設定またはクリアします。 [+r|-r]
-
read-only
属性を設定またはクリアします。 file...
-
ファイル名を指定します。ワイルドカードを使用できます。
directory...
-
ディレクトリ名を指定します。ワイルドカードを使用できます。
使用法
次の4つの属性タイプがUEFIファイルシステムでサポートされています。
-
アーカイブ -
A
-
システム -
S
-
非表示 -
H
-
読み取り専用 -
R
ファイルがディレクトリの場合は、属性D
も使用できるものとして表示されます。
コマンドラインで指定されたファイルリストのファイルが存在しない場合、attrib
は、エラーを報告しながら、残りのファイルの処理を続行します。
ファイルまたはディレクトリを指定しない場合は、現在のディレクトリ内のすべてのファイルが表示されます。
属性を指定しない場合は、ファイルの属性が表示されます。
例
ディレクトリの属性を表示するには、次のように入力します。
fs0:\> attrib fs0:\
attrib: D fs0:\
現在のディレクトリ内のすべてのファイルとサブディレクトリの属性を表示するには、次のように入力します。
fs0:\> attrib *
\attrib: AS fs0:\serial.efi
attrib: DA fs0:\test1
attrib: A HR fs0:\bios.inf
attrib: A fs0:\VerboseHelp.txt
attrib: AS fs0:\IsaBus.efi
system
属性を拡張子.efi
を持つすべてのファイルに追加するには、次のように入力します。
fs0:\> attrib +s *.efi
read-only
属性を拡張子.inf
を持つすべてのファイルから削除するには、次のように入力します。
fs0:\> attrib -r *.inf
\attrib: A H fs0:\bios.inf